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2005.01.25

精神の奥深いところ

精神全体を海に浮かぶ氷山としましょう。
自我は、海の上の見える部分にすぎないと思います。
大部分は海面下にあり、見えません。

自我については心理学や精神科学が進歩し、多くの研究成果が発表されています。
神経科学との関連付けも積極的に行なわれています。

研究方法があり、わかりやすいところから学問が進むことは当然です。
しかしそろそろ私達は精神の奥深いところ(精神本体)を研究すべき時を迎えています。

残念ながら研究方法が乏しいのが現状です。
自我が精神本体から出てくる情報を観察する方法がありますが、自我にはその情報を明解に識別理解する力がありません。
何かを感じたという程度です。

感性鋭い人が神が言ったと言って語る言葉のような明解な情報が来ているとは思えません。
自我の働きがさらに研究されれば、いわゆる「神の言葉」の本質も明らかになるでしょう。
そして精神本体の働きがちょっと理解できるようになるでしょう。

自我と協働する精神本体については自我の研究の延長線上で多少研究できそうです。
しかし自我が作動していない状態での精神本体の活動は観察する方法が一段とむずかしくなります。
他人である研究者が被検者の精神本体から出てくる何らかの情報を感知することは果たしてできるでしょうか。

被検者の肉体的変化、神経系の変化を測定することは可能でしょう。
しかしその変化が精神的にはどのような働きを意味するのか翻訳する作業は非常にむずかしいと思います。

いずれにしても精神本体という仮説のもとに自我の働きだけでは理解できない精神の働きに科学が挑戦することは有益なことと思います。

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