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2005.04.03

敬語問題

現在敬語が問題になっています。
政治が復古調であることから推定すると、政府は若者が敬語を使わないことを問題にしているのかもしれません。

日本語は敬語が複雑で世界の中でもむずかしい言語の代表です。
これは日本の昔の人の上下構造、ものの考え方が反映しています。

敬語には、ていねい語、尊敬語、けんそん語の三種類があります。
私は、慣習に染まってしまっているので敬語を聞いても読んでも違和感を感じない方です。
しかし気持ちとしては敬語を減らしたいと思っています。

新聞テレビで特に違和感を感じるのは、皇室用語です。
1947年当時、宮内庁と報道関係の間に基本的了解が成り立ち、普通の言葉の範囲内で最上級の敬語を使うということになりました。
しかし近年、昔の特殊な敬語が多くなってきたような気がします。
敬語に敬語を重ねるような傾向もあるような気がします。

そのほか違和感を感じる言葉に学習院大用語というのがあります。
皇族が入学するので普通の人が普通でない言葉を使うようになる場合があります。
昔、会社員時代、私の部署に学習院大卒の女性が来ました。
早く普通の言葉を使うようにとお願いしたのですが容易に直りませんでした。

私は皇族とは付き合いはありませんが、皇族と付き合いのある人と付き合っていました。
男性はまだいいのですが、どうも女性が普通でない言葉に感染しやすいと思いました。

皇室用語を昔のようにすると、普通の人々の敬語まで引きずられ、それが昔の人の上下構造を復活させる恐れがあります。
皇室用語を普通の敬語の最上級以上にするのではなく、反対に、普通に近づけることを目標にした方が上下関係のない明るい社会形成に有効と思います。

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