コンクリートの割れ目から生えた草木
コンクリートでおおわれた斜面のコンクリートの割れ目からよく草木が生えています。
草木は生き生きしている上、信じられない力を持っていて割れ目をさらに広げます。
その生命力に驚きます。
自然に割れ目に種が落ち、自分で芽を出し、根を張った草木は、厳しい環境でも生き続ける力を持っています。
ところが苗床で育てた苗や苗木は、いい環境に移植しても育たない場合があります。
移植のとき根が駄目になったり、根がはっていないので地上に出ている部分が風で動くと土中の根まで動いてさらに根が駄目になったり、根が新しい土壌に順応できなかったりして、水分や養分を葉に送ることができず、弱ってしまうからです。
環境よりいかに根がしっかりはっているかが重要であることがわかります。
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