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2005.10.07

自分の問題の原因は自分にあることが多い

sb-hana

自分の問題の原因は、他人にあるのではなく、自分にあることが多いと思います。
同じように日本の問題の原因は、外国にあるのではなく、自国にあることが多いと思います。

概して日本の産業や文化は順調ですが、どうも政治は問題が多いと思います。
日本政府、国会、そして国民に問題はないかと考えないと解決することがむずかしいことが多いのではないでしょうか。

アメリカの問題で説明しましょう。
アメリカは01.9.11同時多発テロを受けました。
アメリカ政府は、テロの原因はアフガニスタンやイラクにあると考えました。
そこでこれらの国を攻撃してテロの原因と思った政府や組織を破壊しました。

ところが01.9.11から4年以上たった今、アメリカは、反アメリカ感情が拡大していることを感じています。
01.9.11以前からあった反アメリカ感情が同時多発テロの原因であり、その感情と同質の反アメリカ感情が増えつつあることに驚いています。
アメリカが経済力や軍事力で世界に押し付けてきた価値観が反アメリカ感情の原因であることが次第にわかってきました。
同時多発テロの原因はアメリカにあった訳です。

日本は、アメリカの失敗をよく勉強し、日本の政治問題の原因を安易に外国にあるとしないことが大切と思います。
どうも政府や国会は、外国に原因ありと強調し、国民の批判を外国に向けている感じがします。
まず自国を批判することができないと問題の本質を見失うことが多いと思います。

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