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2005.10.18

迷惑な総理の個人的信仰

hana4

05.10.17再び小泉総理が靖国神社を参拝しました。

靖国神社が戦死者の霊は靖国神社に存在すると言っても戦死者の霊が靖国神社に存在する訳ではありません。
実は存在しません。
存在すると信じる人の心に、存在するという思いが存在しているだけです。

このような存在に対する総理の個人的信仰が、人々の憲法解釈の乱れや、隣国との政治、経済、文化の交流の妨げの原因になっているのは残念なことです。

総理の神社参拝は、憲法第20条第3項(国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない)に違反しています。
いかに総理が個人的に一般の信者と同じように参拝したと言っても、公用車を使って政府の護衛を何人も連れて参拝した訳ですから何人も総理が参拝したと思うでしょう。
その結果、政府が靖国神社を特別視している印象を与えます。
実際、彼以外にも靖国神社を特別視したい大臣や国会議員が大勢います。

総理が靖国神社の信者であることは別に問題ありません。
総理にも信教の自由があります。
しかし、総理である間は、他宗教信者や無宗教者に配慮して靖国神社参拝を控えるのが総理の常識です。
まして、隣国が怒っている訳ですから、隣国との関係を重視すべき総理としては参拝を控える配慮が必要です。

靖国神社の信者だけでなく、一般に宗教信者は、自分は正しいと思う傾向が強いと思います。
その結果、誰かが反対すると、どうして反対するのかわからないと言って反対者を否定します。
信者が総理の場合は、総理が反対者を否定した形になります。
否定された人が政治的に何らかの差別を受ける恐れがあります。
小泉総理の靖国神社参拝を違憲と判断した裁判官がこれまでに二人いますが、私は彼らが差別されなければいいがと心配しています。

総理の靖国神社参拝は一般の国民にとっても隣国の人々にとっても迷惑です。

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