常識や法を軽視すると失敗しやすい
常識や法は自分の言動を律する上で重要と思いますが、これらより感情が優先する場合が多いと思います。
感情を重視すると、言いたいことを言い、やりたいことをやりますから、一見自由でいいように見えます。
しかし常識や法を軽視すると社会的に失敗する恐れが大きくなります。
常識や法は人類の長い社会経験から生まれた知恵であるからです。
常識や法を軽視してまで自分の感情を重視するのは思い上がりではないでしょうか。
自分が失敗するだけならまだいいのですが、他人まで不幸にする場合が多いと思います。
特に国の長が自分の感情を重視し、常識や法を軽視するとその悪影響は非常に大きいと思います。
アメリカのプレジデントブッシュがいい例です。
最初彼のイラク戦争は圧倒的国民支持を受けました。
しかし今では30%台の人しか支持していません。
ブッシュ氏も人々も、01年の同時多発テロで感情的になりすぎ、常識や法を軽視したと思います。
彼らはどうしてテロを受けたかと冷静に考えることができませんでした。
また先を読むことができませんでした。
すぐ終わるはずだったイラク戦争は終わりません。
世界における反アメリカ感情は高まる一方で、アメリカがテロを受ける恐れは消えていません。
現在のブッシュ氏と人々はどうでしょうか。
依然としてブッシュ氏も感情的だし、考えを変えた人々も今度は戦争が終わらないからと言って感情的になっています。
アメリカは相変わらず常識や法を重視する冷静さを欠いています。
アメリカは思い上がっていると思います。
アメリカの人々は強国アメリカを意識しすぎていると思います。
したがってアメリカはまだまだ失敗を続けるでしょう。
このような時、日本は常識や法を重視して独自の世界観を持てるといいのですが、どうもアメリカに引きずられ、調子がでません。
残念なことです。
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