世界を最大の行政単位として考えよう
個人が自分で自分を守ることは基本です。
しかしこれはむずかしいことです。
そこで人々は国をつくって他人を攻撃しないという法律を設け、違反した人を国が罰することにしました。
しかし国を外国から守る方法となると私達はなかなか先に進めないでいます。
国が自分で自分を守ることは基本です。
しかし日本を見ると攻撃される恐怖を持っています。
どうやら自分で自分を守る方法ではむずかしいようです。
そこで日本はアメリカと安全保障条約を結び防衛力を高めて外国から攻撃されないようにしています。
それでも攻撃される恐怖を持ち、自分の軍備を拡充したいと考えています。
どうして世界という行政単位を考えて、外国を攻撃しないという国際法を設け、違反した国を世界が罰する仕組みをつくることができないのでしょうか。
原因はアメリカなど現在の強国にあると思います。
日本は強国に反対しないどころか、強国になりたいと考えています。
強国は、世界的仕組みは要らない、自分が世界の政府であり、警察であると考えます。
この強国の発想は、昔の大名の発想に似ています。
徳川が武力を行使して他の大中小名を押さえ、日本の政府、警察を担当したのと似ています。
要するに私達は世界に関してはまだ古い政治思想を捨てていないことがわかります。
ちょっと前に出ることは勇気のいることですが、現代人は現代らしく考えてこそ現代に生きていると言えると思います。
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