冷静な分析情報がほしい
日本と隣国が国をあげて対立するような雰囲気が生まれつつあることは気になることです。
サッカーチームや野球チームが勝った負けたぐらいならいいのですが、政府が勝った負けたとなると問題です。
歴史認識問題、総理の靖国参拝問題、島問題、経済水域問題を政府間勝負の材料にしつつあるのは、日本および隣国政府の外交の失敗です。
総合的には人々は冷静と思いますが、中にはこれでもかこれでもかと騒いでいる人がいます。
日本では大臣や国会議員の中に勝負好きがいます。
乱を好んでいる感じがします。
彼らの本当の意図は何でしょうか。
自分の政治的無能を隠そうとしているのでしょうか。
国民受けを狙っているのでしょうか。
軍拡とか軍需産業の育成を考えているのでしょうか。
大臣や国会議員が個人的に勝負するだけなら問題はまだ小さいのですが、人々が乱に巻き込まれるのは迷惑です。
テレビ新聞雑誌が呼応して政府間勝負を煽っている感じがします。
視聴者、読者の好戦的精神をくすぐって売り上げを保とうとしているのでしょうか。
言論の自由を主張するテレビ新聞雑誌が、視聴者、読者の感情に訴えるような報道姿勢を重視するならば、本当に国の将来を考えている人の声を埋没させる恐れがあります。
言論の自由の主張と矛盾するでしょう。
個人が情報分析すると言ってもむずかしい面があります。
中立な調査研究機関が、釣り合いがとれた日本と隣国の分析を行い、個人が考えやすい情報を提供するようになるといいと思います。
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