危険な精神状態から脱出する方法
破綻すると思うと政府は焦ってあれこれと企画実行し、次から次へと失敗して本当に破綻してしまいます。
倒産すると思うと会社は焦って場当たり的な対策を次から次へとやり、本当に倒産してしまいます。
政府や会社と同じで、人も駄目だと思うととんでもないことを考えてその後のことを考えるゆとりを失い、本当に人生を駄目にしてしまいます。
今生きている、明日も生きると思うことが思考の原点だと思います。
したがってもう駄目だと思うことは危険な精神状態だと思います。
このような時はやみくもに動かない方がいいと思います。
考えるのもやめた方がいいと思います。
まずは自分が静かに休むと、やがて自分が知らない何かが考えてくれて自分に道を示してくれるはずです。
自分ではない何かは自分が知らない経験と知識を持っていて自分を助けてくれるはずです。
精神の奥深いところには、黙々と働いている、自分が知らない何かが存在します。
私はそれを精神本体、さらには人の命と呼んでいます。
この人の命は、人が生きること、人を生かすことしか考えていません。
したがって、弱った自分にとって精神本体、人の命は最も力のある助けです。
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