政府だけではない、人々にも責任
第二次世界大戦の責任は日本政府あるいは軍部にあったという説がありますが、私は違うと思います。
戦争に肯定的であった人々にも責任があると思います。
独裁制ではなかったからです。
現在日本は北朝鮮に対し経済制裁だ、戦争だと騒いでいます。
民主主義であっても、戦争しない、人命を重視するという憲法があってもこの始末です。
この雰囲気ではやがて戦争になるでしょう。
北朝鮮でも日本でも多くの人が死ぬでしょう。
後の人々が日本政府に責任があった、安倍総理が悪かったと言ってもそれは誤りです。
戦争に肯定的であった人々にも責任があるからです。
私達が戦争しないという思いを持っていたら、人命を重視するという思いを持っていたら、こんなに軽々しく経済制裁だ、戦争だとは言わないでしょう。
話し合いたいという態度を堅持するでしょう。
相手が悪いと考えるだけでなく、日本は何をしたのか、日本にも悪い点はなかったかと考えながら問題解決に取り組まないと感情的対立は深まり、問題は大きくなる一方です。
日本は経済制裁は戦争ではないと考えるかもしれませんが、北朝鮮は戦争と思うでしょう。
経済制裁は宣戦布告とみなすとの見解が北朝鮮政府から出ていることを軽く考えない方がいいと思います。
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