神とは人の命、人の命とは神
神については神の信者でない人も関心を持っている人が多いと思います。
無神論者でもときどき自分のことを神ならぬ身などと言います。
無限の神、有限の自分という認識があるのでしょう。
しかし無限の神と認識されている割には神は無限ではありません。
たとえば、もし神が、人は人を殺してはならないと考えているならば、神が、人を、人殺しをしないようにすればいい訳です。
しかし現実はそうなっていません。
したがって無限の能力を持つ神は存在しないか、神は、人は人を殺してはならないと考えていないか、どちらかです。
それでは、人は人を殺してはならないという法は誰が定めた法でしょうか。
人です。
生きている人は、生きることが目的です。
この目的は自分も他人も同じです。
したがって人は人を殺してはならないのだと思います。
自分も人ですから自殺もいけないのだと思います。
つまり神の有無関係なく人は人を殺してはいけないのだと思います。
もっとはっきり言いますと、神より、人を殺してはならないという法の方が人にとって重要なのだと思います。
したがって人を殺してはいけないという教えが無限の神の教えと信じている人は、神とは人の命である、人の命が神であると考え直すと、矛盾がなくなると思います。
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