昔は昔で日本は多くの問題を持っていた
日本で生まれ、日本で育ったのに日本人と認められず、差別されている人がいます。
男女の関係と子の生まれ方の多様化が進んでいるのに、古い慣習に立脚した法律を改正しないできた結果です。
どうも行政も国会も裁判所も、現実に対応する弾力性を欠き、問題を放置する傾向を持っています。
仮に親に何か問題があったとしても生まれた子には何の責任もありません。
子供も一人の人です。
その命を重視することは政府の当然の責務です。
それを怠り問題を放置する姿勢は許されざる行為です。
「美しい国、日本」とは、人の命を重視する国だと思います。
弱い立場にある人が、自分の責任ではないことを自己責任とされ、差別されたまま放置されている国はみにくいと思います。
安倍晋三総理は「美しい国、日本」を主張しました。
しかし彼は昔の日本を美しかったと思い込んでいるようです。
これは誤りです。
昔は昔で日本は多くの問題を持っていたからです。
その昔の日本を美化し見本として現代の問題を解決することは不可能です。
私達は現在の問題を現在の知識で解決する工夫と努力をしなければなりません。
安倍氏が言う「美しい国、日本」は美しい言葉です。
しかし安倍氏が総理では実現できません。
総理を代えて次の総理にこの課題を追求することを期待することが現実的です。
郵政民営化を論点として生まれた現在の国会をもって、安倍内閣、自民党、公明党が復古的政策を進めることは問題です。
今は好機と思い、自分の考えを実行したがる安倍内閣、自民党、公明党の姿勢は、民主主義の基本を踏みにじっています。
今年は地方選、参院選の年です。
私達は、日本の未来をよく考えて投票で自分の意志表示を行なうべきです。
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