組織の人間関係はどろどろ
私は技術が好きでしたのである会社の技術者になりました。
会社ではやはり昇進が気になりました。
しかしごますりが嫌いな私は上司に付け届けなどはしませんでした。
それでもまじめに仕事をしていたらかなりの階級まで昇進しました。
ある時概して親切なある専務取締役と雑談していますと、彼が、有力者と信頼関係を結ばなくてはいけないと言い、暗に自分の家来になれと忠告をしてくれました。
しかし私は技術者として仕事ができればそれで十分と思っていましたので何もしませんでした。
仕事については会社に私以上の能力知識の人はいないと思っていましたので私はやりたいように仕事をしていました。
社長が任命した形の上での取締役が上司としていましたが何か邪魔に感じました。
その気持が致命傷になりました。
ある時社長室に呼ばれ、「お前は社長を何と思っているのか」と怒鳴られました。
私は会社には向いていないと思い、これを機会に長年務めた会社を退職し、1年半の準備期間を置いて自分の経験知識を生かして個人業を始めました。
どんな組織でもどろどろした人間関係を経験します。
教育委員会や学校も例外ではありません。
ごますりや付け届けや贈賄をしないといけないような雰囲気があります。
このようなことをしながら道徳を子供達に教えなくてはいけないとなると、まじめな教職者は苦悩することでしょう。
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