自分で自分を迫害される人にしてはいけない
他人の土地を奪って住んでいる人がいるとします。
奪われた人は土地を取り返そうとします。
その結果、奪った人と奪われた人の間で争いが生じます。
この場合、悪いのは奪った人であることは明白です。
パレスチナに移住していたユダヤ人は、第二次世界大戦に大勝したアメリカ、イギリスの力を借りてパレスチナ人の土地を奪ってイスラエルを建国しました。
建国以来のイスラエルと周辺諸国あるいは人々との戦争を見て、日本の人々は、イスラエルは自衛のために戦っていると思っていますが違います。
どのように考えても土地を奪ったイスラエルや、イスラエルを支援しているアメリカなどが悪いことは明白です。
このことを知らないとイスラエルの殺人、破壊、土地奪取がいかに重罪かわからないと思います。
問題を解決するには、イスラエルがこれまでの重罪を認め、イスラエルをユダヤ人の国(民族国家)ではなく、パレスチナ人、ユダヤ人が混在する法治国にする方法があります。
パレスチナ人の命や文化は尊重されるべきです。
このようになれば現在のヨルダン川西岸およびガザも統合できると思います。
国名は民主的に改名するのがいいと思います。
イスラエルはあまりにもユダヤ的です。
しかし、この方法はイスラエルが納得しないでしょう。
現在のイスラエルの存続を認め、別にパレスチナ国をつくるというのが、国連やアメリカなどの考えですが、土地を奪われたパレスチナ人は納得しないでしょう。
戦争に強ければ法を無視してもいいなどという考えが通用する世界は異常です。
真実がわかるにつれて反イスラエル感情が世界に広がり、やがてこの感情が反ユダヤ人感情となり、世界中で再びユダヤ人が迫害されるようになることを心配します。
イスラエルも、世界中に散らばって住んでいるユダヤ人も早くこのことに気付いてほしいものです。
自分で自分を迫害されるユダヤ人にしてはいけません。
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