宗教団体由来の政党の限界
宗教団体「幸福の科学」由来の政党「幸福実現党」が誕生しました。
一応、この党は、宗教の多様性を認めています。
私は幸福の科学について深い知識がありません。
15年ほど前、信者が非常に多いと聞いて、大川隆法氏の本を読んでみようと思ったことがあります。
しかし、なれない言葉が多くて、読みづらかったので流し読みするだけで終わってしまいました。
それ以来、幸福の科学について関心を持ったことはありませんでした。
幸福実現党設立のニュースを聞いて、まず幸福の科学のホームページを開いてみました。
出版物の案内でした。
次に幸福実現党のホームページを開き、読んでみました。
既存政党は世襲政党で未来に向けて政治を変える力がない、そこで政治を一気に変える未来政党として新党を設立したとありました。
世界の人々の幸福を実現すると理想的なことを言う反面、「大国日本の使命」などと気負いすぎていることや、「日本の国防」を重視していることから判断して世界と摩擦を起こしそうな日本主義を感じました。
それから政策は、自民党のホームページを読んでいるような印象を受けました。
創価学会由来の公明党は、結党時理想を掲げていましたが、今は政府を借金漬けにした無責任政党自民党と手を結ぶまで現実に流されています。
国民の支持率は数%で、大きくなる可能性はありません。
オウム真理教は幹部達が政治家になろうとしましたが、全員失敗し、自分勝手な世界観で無差別殺人まで犯してしまいました。
政治的野心を持つ宗教団体は恐ろしいとの印象を残しました。
幸福実現党は結党時から理想と現実をごちゃ混ぜにしているようです。
しかも矛盾を感じていないようです。
自分が幸福になった、あるいは成功したという経験だけでは政治はできないと思います。
この党は最初から現実に流されていくのではないかと思いました。
人の思想は千差万別で一人一思想です。
宗教も一人一宗教です。
世界の宗教団体が何度話し合ってもまとまらないのは、信仰の排他性と一人一宗教が原因です。
一宗教団体由来の政党が、思想が多様化している日本、さらには世界をまとめることは不可能です。
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