鳩山・菅・小沢トロイカは非現実
鳩山由紀夫氏は背信の総理であったと思います。
アメリカ軍普天間基地移設問題については辺野古移設を決めないで総理を退任すべきでした。
また母から10億円以上の政治献金を受けていながら知らなかったなどということはありえません。
親からの譲渡にして譲渡税を払えばすむという問題ではありません。
菅直人氏は鳩山前内閣において副総理でした。
ところが彼は鳩山氏を支えることなく、ほかの閣僚と一緒に最初から鳩山氏に反逆しました。
鳩山氏は潰れる、静観していれば自分は総理になれると読んだのでしょう。
菅氏は与党になると野党時代の考えを捨て保守になりました。
楽な方法だからです。
政治改善の信念がないからです。
小沢一郎氏は、裏がありそうな政治献金や資金を動かしていました。
政治活動におけるお金の効用をよく知っているのでしょう。
一般の人々に対する説明が常にあいまいです。
自分はやましいことはやっていないと主張するだけです。
鳩山氏より裏工作が上手なのでしょう。
鳩山氏や菅氏にない大胆な発想と行動をする人で面白いのですが反対されるとすぐ怒って乱暴な言動に走るか、黙ってしまいます。
鳩山氏はトロイカを提案しました。
自分が菅氏と小沢氏の間に入り、当面民主党代表は菅氏で行き、やがて菅内閣支持率が限界以下になるようだったら静かに小沢氏に代表の座を渡させる考えだったのでしょう。
この方法で民主党の分裂を防ぎたかったのでしょう。
しかしこの3人のトロイカがまともに走るはずがありません。
菅氏と小沢氏は鳩山氏を無視して左右に暴走します。
馬車転覆は必然です。
ところで民主党代表選は菅氏が勝つと予測されています。
しかし何故か菅氏は負けた方がいいという気持ちが働きます。
菅氏は鳩山氏に続いて政界から消えてほしい人物の一人です。
信念なく流される政治家だからです。
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