« 感情的国家主義は危険 | トップページ | 政治が悪いということは人々の政治レベルが低いということ »

2012.11.29

環太平洋戦略的経済連携協定

121129

本協定は英語でTrans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement または単に Trans-Pacific Partnershipと呼ばれ、通常TPPと略されています。
TPPは2006年に発効し、現在シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドが加盟しています。
そして現在アメリカ、オーストラリア、マレーシア、ベトナム、ペルーが加盟したいということで原加盟国と拡大交渉を行っています。
この9か国による拡大交渉は、2011年11月12日に大枠合意に至り、できるだけ早く最終妥結したいとしています。

拡大交渉の妥結が近いというので日本でもTPP交渉に参加するかしないか人々が論争していますが、国境なき例外なき自由経済というTPPの基本精神から判断すると日本はTPPに加盟できないのではないでしょうか。
主要農産物で大幅な保護政策をとっている日本は加盟を許されないのではないでしょうか。

TPP交渉に参加すべきと主張している人々がこれと言った農業改革を提案せず、主要農産物を例外にしてもらう交渉をすると言っているのは滑稽な感じがします。
主要農産物を例外にしてもらうなら従来の自由貿易の枠組み(FTA)で十分です。
すでにTPPに加盟している国々が折角つくったTPPを従来の自由貿易の枠組みに戻すようなことはしないのではないでしょうか。

TPP精神を理解しないまま交渉に参加しても相手に迷惑をかけるだけだと思います。

|

« 感情的国家主義は危険 | トップページ | 政治が悪いということは人々の政治レベルが低いということ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 環太平洋戦略的経済連携協定:

« 感情的国家主義は危険 | トップページ | 政治が悪いということは人々の政治レベルが低いということ »