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2013.01.17

放射能汚染の苦悩は続く

政府の規制値以下の放射能であれば安全かというとそうでないことは放射能汚染地の苦悩の原因の一つだと思います。
たとえば規制値以下の放射能でも放射能汚染地の食品を食べ続けると放射性物質が体内に蓄積し、体を異常にする恐れがあります。
放射能汚染地の人々は風評被害を受けていると訴えていますが、食品に不安があることは事実です。
全数検査をして規制値をこえた食品は出荷しないようにしていると言いますが、これは、規制値をこえていないが、規制値近い食品が多いということを暗示しています。
すると消費者は危険を感じてしまいます。
原発について政府に信用がない現在、政府の定める規制値は安全の保証になりません。

放射能汚染地についてはまずは除洗を続け、放射能を、規制値ではなく、自然値に近づけることが大事です。
しかし除洗は簡単ではないので現時点では何年かかるかわかりません。
その間、汚染地に住む人はどうすればいいでしょうか。
住んでいて問題ないとは言えません。

どうも人々は東京電力福島第一原発事故を軽く考えていますが、原発の危険性について理解が足りないと思います。
エネルギーが不足する、原発を稼動したいという思いが勝ち、原発の危険性にあえて目をつぶっていると思います。
政府依存心が強く、自分で問題解決を考える自由の気質に欠けています。
しかし政府は別に人々よりすぐれた問題解決策を持っている訳ではありません。
原発事故確率は小さいと思っているのが実態と思います。

しかし確率が小さくても起これば広域放射能汚染が起こります。
原発を稼動して暗い未来を予感しながら、今、楽をするより、原発の処理処分に入ることで明るい未来を予感しながら、今、苦労する方が健全です。

政府は原発事故の確率を下げることに注力していますが、投資をした割には効果はなく、徒労に近いと思います。
付け焼刃はすぐ駄目になりますから人々は暗い予感から解放されません。

それより、次の方針の方が人々は安心して問題解決に取り組めると思います。

1. 原発開発は研究段階に戻す。
2. 現在の原発は処理処分する。
3. 省エネルギー技術、原発以外の新エネルギー技術の実用化に注力する。

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