« 貿易赤字 | トップページ | 正義の戦争などない »

2013.01.29

昨日の安倍晋三総理の所信表明演説を聞いて失望

私が一番心配しているのは原発問題です。
しかし彼は演説の中で原発問題に一言も触れませんでした。
原発の危険性の認識が欠けていると思います。
彼は経済を重視しており、経済のために原発は必要と思い込んでいるからです。
しかし今後私達は原発が経済を不調にしていく現実を見ることになると思います。
広域放射能汚染がいかに恐ろしいことか福島県の生産性の低下と身体障害の増加で思い知らされるでしょう。

危険と同居で経済を考えることは非常に危険なことです。
経済はかけであってはなりません。
安全の上に成り立つものです。
戦後急速に経済は大きくなりましたが、私達は無理を重ねて大きくしたと思います。
その無理の最たるものが50数基の原発です。
面積の小さい地震国にこれほど多くの原発が存在することは恐怖以外の何ものでもありません。

国債の発行(借金)しすぎは第二の危険です。
政府破綻の原因です。

安倍総理はきれいごとを並べ、きたないものを隠しました。
原発問題に触れなかったし、アルジェリアで日本人人質が10人も殺された事件についても、殺された方々への哀悼を述べ、またテロへの怒りを表明したが、殺人を防ぐことができなかった自分あるいは政府について詫びることなく、危機管理が重要という言葉で片付けてしまいました。

ちょっとろれつがまわらない演説でしたが、声が大きく扇動的であったことに感動した人が多いようです。
しかし、深刻な問題をないかのように見せかけて進軍ラッパを吹くのは、戦前戦中の政府と同じです。
輜重(しちょう)なき前線の軍人が、戦って死んだのではなく、病気や餓死で死んだの同じ結果を招くことになると思います。

|

« 貿易赤字 | トップページ | 正義の戦争などない »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 昨日の安倍晋三総理の所信表明演説を聞いて失望:

« 貿易赤字 | トップページ | 正義の戦争などない »