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2016.04.15

株の売買

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50年以上前のお話しですが、地方出身の私は、会社に入社して東京勤務になったとき、驚くことばかりでした。
その一つが株の売買です。

職場の先輩が、株の売買をやれば、会社の給料よりはるかに多くのお金を得ることができると言い、実際にやっていました。
同僚にキリスト教会牧師の息子がいて、キリスト教会はお金が不足して運営に苦しんでいるので父は株の売買で儲けて運営にあてていると言っていました。
私は、株の売買が博打のように思えて、先輩や、牧師(父)の株の売買を平気で口にする同僚を好きになれませんでした。

しかし、新聞を読むと、毎日1面を使って新聞は株価を載せていました。
株の売買は当たり前と思いました。

やがていろいろな会社と関係するようになると、その会社の株を買っておくと、業務内容がわかると人から言われて、ちょっと株を買ってみましたが、毎日株価の値動きを調べたり、証券会社に行くのが面倒でしたので、株の売買はやらないと決心して持っている株を全部売ってしまいました。
株の売買をやっていると本来の会社の仕事に手がつかなくなるのではないかと思いました。
現に、株の売買をやっていた職場の先輩は、会社ではうだつの上がらない人で、定年を待たず、会社をやめてしまいました。

株の売買とは無縁の生活が定年後も続いて、私は現在も株にはまったく手を出していません。
私は投資家ではないということでしょう。

株の売買で儲ける人は、やっている人の10%以下だそうです。
大半の人は損していることになります。
預金金利がゼロだからと言って、政府は株の売買を人々に勧めますが、人々のためではなく、産業のために勧めているのでしょう。

株の売買で損している人も間接的に産業に貢献していることになるのかもしれません。
しかし損しているだけでは何んとも空しいし、自分を投資家とも呼べないでしょう。

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