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2016.09.29

もの・サービスそのものを評価する価値観が大切

日本は非常に残業が多いことが問題になっています。
実は私も現役時代よく残業していました。
特に管理職になってからの残業がひどく、夜は21時過ぎまで、土日も出勤というひどい状態でした。
原因は事業・仕事の収益性が悪く、労働時間で稼がざるをえなかったことです。

当時の管理職は残業、休日出勤をしている記録を残しませんでした。
残業代を請求すると、自分の事業・仕事が採算性がなくなり、評価が下がる恐れがありました。
自分の給料を思うと、労働条件が厳しくてもしょうがないと思いました。

56歳で会社員を廃業し、個人業を始めました。
会社員時代より収入を減らしてしまいました。
事業・仕事のむずかしさを実感しました。

私はこの程度の能力ですから、日本の残業問題を解決する方法を提案する資格がありません。

自分の無能を棚に上げて言うのは気が引けますが、日本人は基本的にけちではないでしょうか。
生きるのに必要なもの・サービスについてもできるだけお金を払いたくないという気持ちが働く国民性があると思います。

けちな日本人も、理性ではなく感性が働くと大金を使います。
宗教信者が多額のお金を宗教団体に献金するのは明らかに理性的行動ではありません。
若い人は情報通信や音楽に多額のお金を使います。
理性より、感性が働くからでしょう。
老人がオレオレ詐欺にあって大金をだましとられるのも、孫などの失敗に同情する老人の感性的行動でしょう。
感性が金に糸目をつけないことは世界共通と思います。

問題は理性と思います。
何とかもの・サービスに付加価値をつけたいと思って感性に訴える工夫をこらします。
この工夫で差別化ができて、競争力を持つということはありますが、十分な付加価値がつかないことが多いと思います。

例えばよく問題になるのは過剰包装です。
付加価値になっていないのではないでしょうか。
コストを上げているだけで終わっているのではないでしょうか。

もの・サービスそのものを正しく評価する、けちとは異なる価値観を持つ国民性が育たないともの・サービスに正当な対価がつきにくいと思います。

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