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2016.09.26

自民党憲法改正案は国に関する見識が古い

天皇を特別視しているようで、いきなり天皇は元首であると書いてありますが、これは民主主義に反します。
改正案は民主主義を否定していません。
つまり改正案はわかりにくくなっていると思います。

天皇の権限は制限されていますが、元首は元首で、大臣はさらに臣(おみ)のように振る舞うのではないでしょうか。
一般の人々から見ると天皇と大臣はまさに殿上人になるでしょう。
まるで大和朝廷を見るようです。

現在の天皇は、天皇でありながらも、人々の方に降りようと努力してきました。
最近は、普通の人が職を引退するように天皇職を引退して普通の人のように人生の最後は生活したいとの希望を述べました。
天皇制は日本の伝統であるから、大事にする、しかし人らしく生きる自由度を増やしてほしいということでしょう。

天皇が個人的希望を直接人々に訴える機会を天皇に与えたことを批判する動きが内閣にあり、宮内庁の天皇管理に問題があったということで、9月26日付で風岡典之宮内庁長官が辞任させられました。
風岡氏については、信用を落とすような発言もあり、人物像がわかりにくいのですが、人間主義が重視される現代、天皇についても人らしく生きる自由度を増やすことは当然のことと思います。

それが元首では時代逆行でしょう。

そのほか自民党憲法改正案は、伝統を重んじるあまり、国のあり方としては復古的な面が色濃く出ています。
世界の中の日本の視点が薄れ、国家主義、日本主義が強く出ています。
世界平和をつくるというよりは、一つの国として現実的に動くということで理想が消えています。
普通の国として荒波の中をもまれて行くということでしょう。

私としては普通の国より理想の国の方が国に誇りを持てます。

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