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2016.09.19

アメリカに対するあこがれ

太平洋戦争のときには鬼畜米兵と言って激しくアメリカと戦争した日本ですが、戦争が終わるとすぐ、無名の地方の町である私の町の小学校の校庭で大人達が野球をやっていました。
私は小学生でしたが、野球がやりたくて、大人達の野球をよく見ていました。
そんな私を見て母は布と綿でグローブやミットをつくってくれました。
指導してくれる大人がいなかったので少年野球団になりませんでしたが、近所の子供達は野球をよくやりました。
最初に覚えた英語は野球用語でした。
ほとんどの少年は読売巨人のファンでした。

父は朝日新聞を購読していましたが、この新聞にアメリカのチックヤングのブロンディという漫画が連載されていました。
漫画に描かれたブロンディ家族の生活は私にとって非常に新鮮で、毎日切り抜いて、書き古したノートに貼って保存し、繰り返し、繰り返し見ました。
会話はコマの中に日本語が書いてありましたが、コマの下に英語も書いてありましたので英会話の勉強にもなりました。

今から思うと当時の読売新聞社や朝日新聞社は、当時の子供達にアメリカに対するあこがれの心を植え付けたと思います。
NHKもそうだったと思います。

大学時代安保闘争があって学生達はアメリカ軍基地に反対して政府と争いましたが、安保条約の継続が決まると、学生運動は急速に消えました。
日本人のアメリカに対するあこがれは消えませんでした。

私は化学技術者となり、化学会社に就職しましたが、主にアメリカの化学会社から技術を学びました。

アメリカに対するあこがれが、現在のアメリカの問題を直視する妨げになっていると思います。
アメリカを上に見てしまうのではないかと思います。

この劣等感がアメリカ人に対する日本人の卑屈の原因になっています。
特に政治家、国家公務員の卑屈は度を越していると思います。

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