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2016.12.02

天皇生前退位は恒久法として認めた方がいい

S161202

天皇の希望に関する有識者の意見はいろいろのようですが、安倍晋三内閣は現天皇だけに生前退位を認める特例法でお茶を濁したいようです。

これはまずいと思ったのでしょうか、天皇の友人という人がメディアに登場して、天皇の本意を改めて公開しました。
生前退位できる仕組みを恒久法にしてほしいとのことです。

天皇の苦悩の種は、高齢になってからの天皇職がきついということだけではありません。
天皇職にとどまったまま亡くなると、残された人が執り行わなければならない伝統儀式がきついこともあります。
天皇制は伝統文化で保存しなければならないということですが、現代の皇族に要求することは非人間的と思われることがあります。

有識者と天皇が情報交換する場を設けないと有識者の意見は深まらないのではないでしょうか。

戦後まもなく天皇は人間との宣言がなされました。
近年の風潮を見ますと、政府は天皇を人間扱いしていません。
あろうことか自民党の憲法改正案によると天皇は元首(天皇は文字通り天皇ということでしょう)であるとなっています。
象徴として約70年定着した天皇が元首となると、自由主義、民主主義はどうなるのでしょうか。

宮内庁は皇族の仕事(含しきたり)をよく知っていると思います。
宮内庁で皇族の仕事をきちんと整理し、記録にとどめるだけにし、皇族の仕事からはずすべきもの、今後も継続すべき仕事というように分けてみてはどうでしょうか。
すると天皇が亡くなった後、残された人が執り行わなければならない過酷な仕事などを取り除くことができるかもしれません。

天皇にも一般の人と同じように天皇職を引退してのんびりと老後を楽しんでもらった方がいいと思います。
大半の国民は生前退位の仕組みに賛成だと思います。
天皇も人間であるという基本に基づいて考えるべきことと思います。

生前退位を認めると天皇制が歴史的伝統的価値を失うと心配する人がいます。
昔の天皇は生前退位したことがないのでしょうか。
昔は権限があった訳ですから天皇には生前退位する自由があったと思います。
生前退位してはならないという考えは歴史的でも伝統的でもないと思います。

生前退位の自由を認めると、そのほかのことでも皇族が自由を求めるようになり、天皇制維持が出来なくなると心配する人がいます。
しかし皇族の自由を厳しく制限すると、不満続出で、それこそ天皇制維持がむずかしくなるのではないでしょうか。
皇族にも自由に、また人間的に生きる道を用意した方がいいと思います。

憲法が認める自由は皇族も含めすべての日本人が享受すべきものと思います。

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