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2017.01.10

自公は強者となって人々に君臨することを目指している

歴史を勉強すると、強者が、人々の上に君臨し、政治を行ってきたことがわかります。
明治維新は、アメリカ・ヨーロッパの進歩を認めて、その社会を学んだ面はありますが、徳川幕府との争いに勝った薩長連合の中の強者が江戸時代の大名を棚上げし、徳川幕府に代わって政治を行ったと言えます。
その後、大陸への侵略が盛んになると軍部が台頭しました。
第二次世界大戦で軍部がアメリカ等の連合国に負けると、連合国、特にアメリカが強者として日本に君臨しました。
サンフランシスコ講和条約で連合国の占領が終わった後も、アメリカは在日アメリカ軍基地を日本の各地に置きました。
沖縄や多くの島々はアメリカの占領が続きました。
沖縄等が返還された後も在日アメリカ軍基地は、日本の法律が及ばない治外法権地域です。
アメリカは日本を独立国として認めていません。

強者が弱者の上に君臨するという政治力学は現代世界でも現実です。
アメリカ・ヨーロッパは自由主義・民主主義と言いますが、外国に対する国の行動は強者としての行動です。

自由主義・民主主義がまだ未発達と思われる中国、ロシアなども強大国として弱小国に臨んでいます。
たとえば中国は日本に対して敗戦国であることを忘れるなと言っています。
未だに独立国として日本を認めていません。

戦後70年以上、弱小国の立場に立たされてきた日本は、自由主義・民主主義になったと言いますが、今、日本を国として大きく見せることに一生懸命です。
安倍晋三総理は、戦前の日本の状態に戻ることを悲願と言っています。
「強い日本」になりたいと言うことでしょう。
自分の代で戦後の日本を終わらせる、つまり、弱小国の立場から脱却すると言っています。

日本政府は、強大国を演じるために外国にお金をばらまいています。
当面は超強大国のアメリカと同盟することで、アメリカから力を学び、一方で中国との対立・競争をてこにし、軍事大国になることを目指しています。
ロシアとは対等の立場に立ちたいと思って安倍総理はプーチン大統領と仲良くなることに一生懸命です。
しかし、ロシアは日本を適当にあしらっています。
最近は、慰安婦問題で韓国にお金を上げたのに、韓国の一部の人々が相変わらず慰安婦像を立てて反日的行動を示すと、日本政府は、韓国に対抗すると言って威張っています。
日本政府は韓国を下に見ています。

それでは強大国を演じる日本政府は日本の人々に対しどういう態度を示すでしょうか。
当然のことながら君臨してきます。
現在は新聞テレビ会社を締め付けて政府に不利な情報を流させないようにしている段階と思いますが、いつかは戦前のように政府を批判する組織や個人の情報活動を管理するようになる恐れがあります。

日本の自由主義・民主主義を守るためには、現在の選挙権をフルに活用し、強者になりたがっている、あるいはなったと思い上がっている自公を弱体にすることが必要です。
自公を弱くすると自分の生活が悪くなるのではないかと心配して自公を支持している人が多いと思います。
しかし間違いなく自公は人々のためではなく、人々に君臨し、政治権力を維持することを目指しています。
自公の言う「強い日本」は、日本の人々を弱者の立場に追い落とすことになると思います。

第二党の民進党の問題点は、第二自民党に堕していることだと思います。
自公を支持している機関の労働組合が支持団体となっているからです。

普通の人々が支持している政党がありません。
普通の人々は政治献金をしないので普通の人々を代表する政党が誕生しません。
したがって方法論として自公に反対する政党に投票することでまずは自公を弱くするしか方法がないのが現状です。

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