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2017.03.20

宗教団体が政治的になってきた

S170320

戦後政教分離が進み、宗教団体は政治ではなく個人の幸福を重視するようになったと思っていましたが、近年は、特定の政治家・政党の支援団体として力を増しているようです。
宗教法人として個人を相手にサービスをしているだけでは運営が困難という現実があるのでしょう。
政治的支援がないと衰退するという恐怖を持っているのでしょう。

最近注目すべき宗教団体は何と言っても神社神道系です。
神社に行きますと、真剣に祈っている人を多く見かけます。
神社に対する寄進は増えていると思います。

天皇を敬慕する人々の心が神社神道と共鳴している感じがします。
天皇家は‪伊勢神宮に参拝します。
伊勢神宮は歴史的に天皇家にとって非常に縁が深い格が高い神社で、天皇・皇后は一番奥の神殿に参拝できますが、皇太子夫妻は近づけません。
一般人に至ってははるかに遠くから参拝することになります。
総理以下政治家も伊勢神宮を参拝します。
多くの一般人もお伊勢参りという言葉があるように参拝します。
伊勢神宮は自由平等社会ではなく、上下構造固定社会の象徴になっています。

会社経営者は神社に参拝して社運を祈ります。

隣国の脅威も、神社神道系を伸ばしていると思います。
昔から武士は戦いに行くとき、神社に参拝して戦勝を祈りました。
隣国の脅威を感じると、人々は神社に行き、日本を守ってくださいと祈るのではないでしょうか。
戦争するようになれば戦勝を祈るのではないでしょうか。

自民党はこの人々の心を読み、天皇、神社神道を大事にし、愛国心を育成するのに天皇、神社神道は有効と思っています。
天皇、神社神道は国民を統合し、国のために一致団結して命をささげるようになるのに有効と思っています。

現代は、経済低迷、国家主義の風潮、戦争、自然による大災害、放射能汚染などの環境悪化、政府実質破綻など、現代および未来に対する不安が大きく、人々は自由に事業・仕事を行って幸福になる自信を失い、政府に自分の人生を考えてもらうような弱々しさを示し始めていると思います。
しかし実質破綻状態の政府は何をやってもうまく行きません。

天皇は歴史的にも象徴天皇という認識が人々にしっかりとあればいいのですが、天皇、神社神道が人々の思考に影響を持ってくると政府が人々を操つることが容易になります。
自民党が人々を間違った道に誘導する恐れは非常に大きいと思います。

自民党も実質破綻の政府も信頼性はないと思います。

神に祈ることは別に悪いことではありません。
しかし、人々は、よく考え、工夫努力し、政府依存心を捨て、自分で自分の人生をきりひらくことができるでしょうか。
決断力、忍耐力を持っているでしょうか。

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