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2017.03.11

特殊社会が次第に大きくなりつつある

S170311

私は地方の非常に貧乏な家庭に育ちましたが、自由に学問し、自由に仕事・事業に取り組み、今は自由に老人生活を楽しんでいます。
戦前戦中の日本ではこのような人生はむずかしかったでしょう。
家族のためだと思って自分を押さえ、国に従って不自由に生きたでしょう。
徴兵されて外国のどこかで戦死したかもしれません。

戦後の日本は本当によかったと思います。
自由平等社会でした。
私が入ることができなかった特殊社会がありましたが、この特殊社会は別に普通の人々の自由を阻害するような存在ではありませんでした。
この戦後社会のバックボーンが日本国憲法でした。

したがって安倍晋三総理が、この憲法をアメリカから押し付けられたものと言って軽視することはとんでもないことと思います。
安倍総理は私が言う特殊社会に育った人ではありませんが、私が育った社会とは非常に異なった社会に育った人です。
戦後の自由平等社会に反感を持っている感じがします。
戦前の日本はよかったという復古の心を持っていると思います。

一方で、安倍総理は、憲法はアメリカから押し付けられたと言いながら、現在の日本がアメリカの属国のような状態であることを何とも思わず、アメリカとの同盟を外交の基軸とするなどと平気で言います。
どうも彼は自分の思考の矛盾から自分を解放できていないと思います。
戦前復古の心を持ちながら、アメリカから独立できない臆病な心を合わせ持っています。
この彼の複雑さに現代日本人は共鳴しているようです。
現代日本人も迷いの時代に生きているからだと思います。

安倍総理は自由平等社会を否定し、戦前の上下関係を重んじる不自由不平等社会(固定社会)にあこがれているように感じます。
彼が育った家庭・社会ではその雰囲気が強かったと思います。

戦後の自由平等の反動として最近日本の伝統文化を重んじる風潮が強くなっています。
現代日本人の心に復古精神が生きており、復古がいいことと思う傾向があります。
ゆっくりと戦前の上下関係を重んじる不自由不平等社会を受け入れる動きになっていると思います。

特殊社会が次第に大きくなり、普通の人々の自由平等を阻害する存在になりつつあると感じます。

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