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2017.03.19

昔から天皇は象徴であり、象徴天皇が日本の文化遺産

S170319

天皇の存在は日本の文化遺産です。
しかし天皇に政治権力を付与することは間違いです。
平安時代末期から天皇の政治権力は非常に弱くなり、有力武士が政治権力を持ちました。
天皇の存在は否定されませんでしたが、天皇は棚上げされてきました。
明治になって天皇の権力が上がったように見えますが、実際は、維新を実行した新軍に支えられた有志が、次は軍部が政治権力を持ち、天皇は利用されたというのが実態です。
戦後は、天皇が政治に利用されるのはよくないということで、国および国民統合の象徴とされ、さらに天皇の地位は国民の総意に基づくとされました。

要するに、戦後、有力武士、軍に支えらた有志、軍部が政治権力を持つことが否定され、主権在民が明確になったのであって、天皇が象徴であったことは戦前と変わりありません。
つまり象徴天皇の存在こそが文化遺産であって、政治権力を持つ天皇の存在は文化遺産ではありません。

安倍内閣が目指している政治体制は、天皇を元首とし、軍に支えらえた有志が天皇の名を利用して政治を行うことだと思います。
戦前復古です。
主権在民の否定だと思います。

国民に天皇を畏れる心が生じると、政権は独裁的政治を行いやすくなります。
選挙制度が民主的であっても、社会の隅々に教育勅語のような道徳が流れ、自由平等を重視する人が迫害されるようになります。
これが右派社会です。
天皇を頂点とする上下関係からなる社会が重視され、国家主義的、軍国主義的性格を持ちます。
親孝行が重視され、子を人として扱わないような親の存在が許され、このような親にまで服従することが子の美徳とされるような社会になります。
国より世界を重視し、国境をこえて自由に事業・仕事を展開する自由人が国賊などと呼ばれるようになります。

私達は、戦後の自由平等社会のおかげで生活水準を上げ、人生を楽しんでいることを忘れてはいけません。
好きなことをやらず、家族が迫害を受けることを恐れて国の命令に従い、不必要な戦争に参加する戦前をいいなどと思うことはやめましょう。

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