« 学生時代の夢であった紀伊半島一周を実行 | トップページ | 安倍晋三総理が総理職に執着すると自民党衰退が加速する。これは望ましい »

2017.07.22

黒田東彦日銀総裁の言うことは理解できない

円を管理している黒田日銀総裁が、年2%のインフレを目標にして大幅な金融緩和を行っていることが私には理解できません。
2%インフレとは円の価値が2%下がることを意味します。
私は老人で収入は減る方向です。
このことに加え、円の価値が下がると私は貧乏になります。
一段と節約しなければなりません。

私のような経済状態の人が大半ではないでしょうか。
安倍晋三内閣のアベノミクスに反対し、人々は節約を続けることによって物価の上昇を防ぎましたが、この人々の行動は必然性があったと思います。
国債を発行し、借金を増やし続けた安倍内閣、その国債を買って不良資産を増やし続けた日銀は、どちらも本当の問題を見抜けなかったと思います。
日本がかかえる問題は大幅な金融緩和で解決できるような問題ではありませんでした。

1990年頃の不動産バブル破裂後の政府の行動は異常でした。
借金してそのお金で寿命が来て消えてもいい大手銀行などの延命をはかりました。
急速に政府の借金が増え続けました。
借金政治が当たり前になってしまいました。
収支の釣り合いをとるという政府運営の基本を忘れ、借金してでも古い社会を維持することが政治と思い込んでしまいました。
政府・政治を合理化近代化することはしませんでした。
社会を変えることもしませんでした。

安倍内閣のアベノミクスは決して斬新な政策ではありませんでした。
1990年から政府がやってきた安易な金融緩和政策を規模を大きくしてやっただけです。

金融緩和政策は本来消える運命の政府機関・会社などに対し延命効果があります。
バブル破裂後、数十年かけて政府機関・会社などの新陳代謝を行い、新鮮な政府機関・会社などにするべきでしたが、古臭い政府機関・会社などが残ってしまいました。

アベノミクスは最後の延命策になると思います。
政府には金融緩和政策を続ける限界が来たと思います。
現在の政府の借金残高は1100兆円規模です。
それが1京円になるなどという予測がありますが、それは紙の上での予測であって、実際にはおこりえません。

政府も日銀も破綻する恐れが大きいと思います。
人々がとるべき対策は、人々が生きるのに必要なもの・サービスの提供を事業・仕事とし、政府破綻後、新政府ができるまでの間、生きつなぐことだと思います。
過去、政府が破綻したことは何度もありました。
人々はしたたかに生きつないできました。
このようなことが近未来おこってもうろたえてはいけません。

(注)これまで安倍内閣を評価してきた経団連が、急に経済最優先の政治をやってくれと言い出したのは変です。アベノミクスは経済最優先の政治だと思ったから経団連は安倍内閣を評価していたのではないでしょうか。今頃アベノミクスの問題点に気付くとは経団連も調査研究力が落ちたものです。

|

« 学生時代の夢であった紀伊半島一周を実行 | トップページ | 安倍晋三総理が総理職に執着すると自民党衰退が加速する。これは望ましい »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/68819/65566389

この記事へのトラックバック一覧です: 黒田東彦日銀総裁の言うことは理解できない:

« 学生時代の夢であった紀伊半島一周を実行 | トップページ | 安倍晋三総理が総理職に執着すると自民党衰退が加速する。これは望ましい »