« 業績が悪い銀行は預金者のことを考えていない | トップページ | 天皇家の人々は苦悩している »

2018.02.05

風情を楽しむことが少なくなった

昔は京都には泊まって風情を楽しむことができた旅館が数多くありました。
私は美しい内庭を囲むように部屋が配置された和風の旅館を好みました。

大阪万博が企画されると京都の旅館は一変しました。
旅館経営者は収益主義となり、収容能力を上げるため、コンクリートの箱モノホテルに立て替えたところが続出しました。
歴史的な内庭は何の惜しげもなく破壊され、地ならしされ、その上にコンクリートの箱モノができました。
従業員は昔の旅館の経験知識のない普通の人がなりました。
食事は食堂でするようになりました。

これは京都の旅館ではないと思いました。

旅館経営だけでなく、何でもそうですが収益主義は風情を殺します。
現代日本はそれほど貧困と思わないのですが、どうして都市づくりに風情がないのでしょうか。
戦後のアメリカ流資本主義が、日本人の価値観を変えてしまい、都市部をマンハッタンにしてしまいました。

少し価値観を変え、風情を楽しむような心のゆとりを持つと、収益主義でなくても生き方がゆったりとしたものになり、予想外にお金まで豊かになるかもしれません。

|

« 業績が悪い銀行は預金者のことを考えていない | トップページ | 天皇家の人々は苦悩している »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/68819/66360647

この記事へのトラックバック一覧です: 風情を楽しむことが少なくなった:

« 業績が悪い銀行は預金者のことを考えていない | トップページ | 天皇家の人々は苦悩している »