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2018.03.03

自分は問題ないと思っているが、社会生活できない中年

180303

町に50歳ぐらいの男性が住んでいます。
仕事をせず、両親と同居しています。
車を運転して買い物に行きますから一見普通に見えますが、他人が家に侵入する幻覚を覚えるようで塀を高くしたり、防犯装置を数多く設置したり、よく、バンバンバンと大きな音が出るオモチャの銃で音を出したり、絶叫したりしています。

子供の頃から切れやすい性格であったため、友達ができず、家に閉じこもる傾向があったそうです。
親が早い段階で専門家と相談すればよかったのですが、ちょっと症状を軽く見てしまったようでそのまま彼は大人になり、40歳ぐらいまでは家に閉じこもって概して静かに生活していたようです。
買い物には毎日外出していたようです。

40歳ぐらいから、人が侵入してくるという幻覚がひどくなったようで反撃的行動をとるようになりました。
両親は大変心配して専門家にみてもらうべきと勧めるが、本人は異常はないと言ってどこにもいきません。

数年間は夜間に行動して近所のみならず、かなり町の広域にわたって子供っぽい反撃的行動をとっていました。
幻覚の中の侵入者は町の誰と特定できていなかったようです。
町の誰かではないかと彼は思ったようです。
近所はほとんど軽い被害をうけました。
近所からは警察に通報する人が出て、警察官が何度も来るようになりました。

警察官の訪問が効果があったのか、反撃的行動がなくなり、今は防衛的行動が目立っています。
塀を高くしたり、防犯装置をたくさんつけたり、音の出るオモチャで音を出したり、絶叫して幻覚の中の侵入者を防衛しています。
近所の人が警察を呼ぶようなことはなくなりました。
彼の防衛的行動についてはある程度慣れたのかもしれません。

彼は毎日車に乗って外出します。
防衛的行動に必要なものを買ってくるようですから、いまだに幻覚を幻覚と思っていないようです。
つまり自分は異常ではないと思い込んでいます。
幻覚の世界と普通の世界を行ったり来たりしているようではありません。
幻覚を幻覚と認識できればいいのですが、彼は幻覚ではないと言っています。

神経系の病気なのか、我が強くて思い込みがひどい(心理学的問題)だけなのか、ちょっとわかりにくい症状です。

両親が同居していますからまだ安心ですが、彼が一人になったらどうすればいいのでしょうか。
一人で生活できるでしょうか。
民生委員と行政の福祉保健課で対応できるのでしょうか。

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