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2018.10.20

死後も魂は存在するとの考えの評価

S181020

自我は学問思考によって発達します。
したがって経験知識が乏しい段階あるいは状態では人は不安を感じ、苦悩します。
宗教は人が平安を得るために信じるものと言われています。

昔に比べると宗教を信じる人が少なくなっていますが、学問が発達し、いろいろな事象について知識が豊富になっているからです。
不安の原因になっているものごとが減っています。
それでも平安を得ることができないことが多く、現代でも宗教が重要な役割を担っていると思います。

学問によれば変と思われることが宗教には無数です。
最近78-79歳の中学の同級生がふるさとの料亭に集まったとき、一人が死後魂は存在すると言い出しました。
すると別の人が、死ねば魂も消滅する、あえて残るとするなら子孫に伝わると言いました。

後者の考えは現代の学問に基づく常識的考えと思います。
前者は既存の宗教信者のほとんどが先輩の宗教信者から教えられたことで信じていることです。

現代の宗教信者が、人は死ねば魂も消滅すると知ったら苦悩するかどうかはわかりません。
恐らく苦悩しない人が多いと思います。
ほとんどの宗教信者は、無宗教者がそういうのを聞いても、それではあなたは不幸になると言って必死に説得しようとしません。
その人とは宗教の話しをしなくなるだけです。
つまり人生においてあまり重要ではない命題になりました。

しかし少数の人が死後も魂は存在すると信じて平安を得ています。
これを無宗教者が馬鹿だ、無知だと評するのは誤りだと思います。
宗教の目的は平安です。

科学の領域ですら問題を解決するため虚の概念を利用します。
解決に至るまでの過程において虚の概念を利用して答えが実になるなら問題はありません。

人は、平安を得るためにはいろいろな考えがあると知るべきです。

無宗教者と宗教信者が争うことは不毛です。
お互い説得されない関係です。
実世界における幸福観が同じなら問題はありません。

異なる宗教団体が争うことがありますが、これも同様です。
神仏観が違うと言い合って対立、さらには戦争するなどということは愚かなことです。

うそも方便という知識が宗教では上手に活用され人々の平安に役立っていることをすべての人が知るべきです。

(注)うそでお金儲けをやっている宗教団体は不法です。騙されても騙されても騙されたと思わない信者がいます。周りの人が迷惑を受けていることが多いと思います。


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