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2020.07.24

日本は先進国という思い込みを捨てるべき

   戦後技術の遅れに気付いた日本は、アメリカ・ヨーロッパから高度技術を導入したり、盗んだりしながら技術を学び、生産を上げました。私は大学時代専門書の海賊版を買って勉強しました。これは不法行為でした。しばらくして輸入書が買えるようになったので海賊版を買うことはやめました。

   会社では仕事として技術開発を希望しましたが、本社で技術開発管理の仕事をやらされました。自社開発した技術1/3、導入した技術1/3、外国企業の特許明細書を勉強して抵触逃れをしたような模倣技術1/3といった感じでした。

技術を改良して生産能力を上げるとか、品質を改善することはうまく行ったと思います。技術水準がアメリカ・ヨーロッパ並みになるとその後は苦労の連続でした。実用化に至った自社開発技術は少なく、銀行から技術開発投資より定期預金した方がいいのではないかと笑われました。

   国内生産重視から海外生産重視に転じると、労働力は第二次産業から第三次産業に移りました。技術開発と生産は一体的です。日本の技術開発力はどんどん低下しました。私は第二次産業労働者として高給をもらいましたが、近年の第三次産業労働者は高給をもらえないようで貧困層の拡大が続いています。

   大問題と思うのですが、政府も経団連も貧困層の拡大を問題にしていません。海外生産で会社は儲かるからでしょう。国内ではメーカーは従業員削減、非正規雇用の割合を増やすなどの方策で人件費削減をやっています。第三次産業は収益を生まない労働者の動きが多くなっています。政府は観光産業、娯楽産業、マネーゲームなどをやれと言います。最近は賭博までやれと言います。

   政府は堕落しました。経営者も志がなくなりました。第一次産業は衰退、第二次産業も衰退、第三次産業は荒廃という印象です。労働対価が低い産業などいくら大きくしても税収が上がる訳がないのに外国人労働者まで増やして経済拡大を図りたいと政府は言います。頓珍漢政府です。もう日本は先進国ではありません。後退国だと思います。

   改めて第一次から第三次まで産業をまじめに再検討すべきです。借金漬けの不良政府を破綻処理し、新政府をつくって産業再構築をはかるべきです。外国人労働者を増やす必要はありません。人口が5000万人になっても問題ありません。労働者の無駄な動きが少ない産業構造が大切です。国の経済が世界第三位などということは何の意味もありません。人々の生活水準が高いかが問題です。

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