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2020.09.18

欲深になって詐欺師に騙される病気の老人

   近くの生協の2階で、ある磁気治療器会社が、磁気治療器の展示会を約1か月にわたって行いました。無料で磁気治療を受けることができるということで毎日大勢の老人が来て磁気治療を受けていました。知人の一人が毎日この展示会で治療を受けていたので、買うとか借りる人がいるのかと聞くと、いると話していました。ジャパンライフのような事業をやっている会社だったのでしょうか。私は磁気治療器が信用できず、一度もこの展示会には行きませんでした。病気を治したいと思う老人の願望はすごいと思いました。騙された人が出たのかどうかは知りません。

   ジャパンライフは磁気治療器のレンタルを表向きの事業内容としており、6%の配当をうたって多くの人から一人当たり2000万円以上の出資金を集めたが、2017年破綻したそうです。最初は磁気ベルトなどの小物を売り、誰かが買うと、その人につきまとい、出資を勧誘したようです。事業収益のデータは公表せず、事業は好調と言い続け、配当だけはしっかりやっていたようです。自分の病気の治療だけ心配していればいいのに、病気の老人も欲を出して、6%配当につられ、高額出資するようになったそうです。みんな騙されました。破綻時、この会社は元本を返済する力もありませんでした。まじめにレンタル事業をやっていたかも疑問です。出資者が増えている間は動くが、減るととまるねずみ講でした。

   詐欺師が非常に多い時代です。確かに銀行預金は空しいですが、儲かる話は要注意です。1億円の単位の銀行預金を持っている人が銀行不安に陥ることは理解できます。政府は株などを買えと投資を勧めますが、老人はどの会社に投資すればいいかわからないでしょう。金融機関が売っている投資信託などは、損する場合もあるそうで、誰も安心して買えません。金投資が話題になっていますが、金はg7300円ぐらいになっています。異常高というべきで、いつ暴落するかわかりません。事業家・仕事人ではない普通の金持ちは、銀行破綻の不安、円の価値の下落の不安に悩まされているだけでしょう。

   戦後の銀行が、人々に預金してもらい、大きなお金とし、融資や出資で会社を育て、経済成長を実現し、預金者に6%の定期金利を払っていたことが懐かしく思われます。

   政府・日銀の信用が落ち、円不安が大きくなっています。信用ある金融機関現代版をつくるといっても円不安があって容易ではありません。事業家・仕事人になるという価値観を見直し、経験知識を積むことに投資する(自分に投資する)とか、自分の子孫を支援するとか、信用できる友人を支援することを考えるといいと思います。町にとって必要な施設(生協、町の食堂など)に投資するのも健全と思います。

   老後の生活資金については円以外のものに分散投資することでインフレ対策を行うぐらいしか手はありません。

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