ゲートボールが楽しい
新型コロナウイルスのせいでやることがないのか、町の老人のゲートボール部が元気です。比較的暖かいとはいえ、風は冷たいと思います。私は1日3回戦で十分ですが、ほかの人はみんな4回戦やろうと言います。
運動と親睦を兼ねたまちなかの公園での練習試合で、競技規則は守っていますが、失敗はドンマイということで主将役は厳しことを言わないことにしています。すると失敗した人は自己反省し、一生懸命、自分で自分の弱点を直そうとしています。先輩が、問題点を指摘すると素直に聞けるようで人間関係の悪化は生じません。
昨年末、近隣の町から来たゲートボール上手が、指示に従ってなぜここに撃たないのかと新人をなじりました。別に新人は失敗したくて失敗した訳ではありません。ゲートボールの打撃がむずかしいから失敗したのだと思います。失敗したと心の中で思っています。そこへよそ者の威張りん坊がなじったので新人は「そんなことぐらいわかっている」と怒鳴りかえしました。近隣のゲートボール上手も新人も来なくなってしまいました。嫌な出来事でした。
実はもう一人近隣の町から来るゲートボール上手がいます。この人も大変口が悪い人で、怒鳴られて多くの人が不愉快な思いをして来ました。どうして上手だと威張るのか、マナーが悪いのか、迷惑しています。公園で私達のゲートボールを見てやってみたいと思う人がいるのですが、誰かが怒鳴っているのを聞くと入部したくないと思うそうです。幸い、この人は最近来ないので助かっています。
ゲートボール上手がいると、部のレベルが上がるのですが、その人が威張りん坊で、老人になって怒鳴られて不愉快な思いをするのは嫌なものです。
体力が衰えたのか、ゲートボールは老人でもできると思わなくなりました。せわしいと思うようになりました。場面が次から次へと変わり、その都度、最適打撃を考えなければなりません。1試合30分ですが、アッと言う間に終わります。その30分が緊張の連続です。4試合やると2時間半はかかります。特に主将役は疲れます。
みんな老人なのにそれでも4試合やりたいと言います。ゲートボールは老人にとっても面白いようです。
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