子供のとき足を使うとすぐ「ずるをするな」と親に叱られた
昔は、障子をあけたりしめたりするとき目下の者は男でも女でも座って手で障子を操作しています。足で操作していません。足で操作すると、失敗が多いため、ずるをしていると思われたのではないでしょうか。この慣習は今も残っています。
私は子供のころ、ごく自然に足で障子をあけしめしました。その方が行動が楽であり、早かったからです。しかし親に見つかると、「ずるをするな。手を使え」と叱られました。心の中では足でやればいいのに思っていました。
とは言え、人前では手でやるのが無難とわきまえ、足を使わないようにしていました。
しかし、人が見てない場合は私は足をよく使います。足を上手に使うことに美を感じることもあります。たとえば掃き出しの窓の開錠ですが、窓には腰ぐらいの高さのところと、足元にロックがついています。上は手で、下は足で同時に開錠します。素早くできると成就感を覚えます。車止めに角材を車輪にかっています。足で角材をとります。移動も手を使いません。
柔道では足技が大切です。サッカーが普及して足の操作能力は一段と向上しました。
失敗しないなら「足も使え」が合理的です。その方が足の健康にいいと思います。歩走に使っているだけでは馬の足のようになるでしょう。
| 固定リンク
コメント