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2022.08.30

葬式は簡素になる動き

昔は普通の人でも葬式に数百万円かけ、おおぜいの人に葬式の案内を出し、香典を数百万円集め、かなりの割合を香典返しに使い、多少の余剰をだしたものです。

しかし大金が動く葬式に関する価値観がどんどん弱まり、現代では小さな葬式が一般化しました。家族友人で静かに葬式をやる動きです。希薄な関係まで追求してできるだけ多くの人に葬式の案内を出すことは出される方は迷惑という価値感も出ました。

日本は安倍晋三元総理が亡くなったということで国葬を行うことにし、世界のすべての国に案内を出したのでほとんどの国は儀礼的に誰かを出席させます。すべての国から出席者があると言ってもすべてが友好国ではありません。日本は非友好国であると言ったロシアだって在日ロシア大使か誰かが出席するでしょう。安倍元総理は偉大ではなかったと思っても、出席しておいた方が無難と考えて出るでしょう。まさに儀礼的です。

戦後日本は自由・民主主義を採用し、皇室の人を除き、国民はすべて平等になりました。総理職に就いた人は偉い、就かなかった人は偉くないという差別はありません。総理職に就いた人の間でも偉い、偉くないの差別はないと思います。どうして日本には国葬に関する法律がないのか詳細な理由は知りませんが、戦中戦前の総理の実績が戦後は評価されなかったからというのは理由の一つだったと思います。

ところが岸田文雄総理は、安倍元総理が殺されると、すぐ安倍元総理は偉大だったと言って国葬を行うことを閣議で決めました。驚いたのは国民で、安倍元総理のどこが偉大だったのかと疑問を呈し、岸田総理の人間評価力は低いと批判を始めました。

安倍元総理を殺した人の母親が世界平和統一家庭連合の信者で、家庭が崩壊するほど大金の献金を行い、深く心に傷を負った息子が、連合を恨み、さらには連合を支援する安倍元総理を恨んで殺害に及んだということがわかり、連合が大きな社会問題になり、安倍元総理だけでなく、多くの自民党国会議員、さらには自民党以外の国会議員も連合に関係していることがわかり、岸田総理の支援団体の人まで関係があったことがわかり、急速に安倍元総理の国葬反対者が増え、過半になってしまいました。

岸田総理が法・道徳を重んじる民主的な人なら自分の不明を詫びて、国葬を中止し、責任をとって総理職を辞任するのが筋ですが、国葬をやると世界に言ってしまったからやると意地をはり、実行するようです。岸田総理は自民党総裁です。その彼が国民を馬鹿にしています。

そこへ二階俊博元自民党幹事長が、国葬に反対する国民は馬鹿と発言したので、国葬に反対する大半の国民は馬鹿と自民党は思っていることがわかり、自民党の信用は地に落ちました。

自民党の国民支持率は30%前後に落ちていると思います。政党としては完全にマイナーです。その他の政党はさらに存在感がありません。

マジョリティーの無党派と、国家公務員は、政治の危機と悟り、当面静かな国運営を重視し、冷静を保ち、政界の変化を監視すべきです。政治混乱の中から次の時代を担う新鮮な政治家が育つといいと思います。腐敗した自民党が健全になる確率はゼロと思います。ほかの政党も期待できません。

この政治混乱の中で防衛力・アメリカとの同盟強化、経済制裁(強化)の暴走を許すと、政治の危機は一段と深まると思います。今はちょっと静かな政治が安全です。未来を予測できる政治指導者がいない状態では大幅な変化は暴走になる恐れが大きいと思います。

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2022.08.28

術と道

普通の国語辞典によると武術と武道は同じ意味となっていますが、たとえば剣術の練習や試合を長くやってきた人は、剣術と剣道は違うと思うのではないでしょうか。

剣術とは剣を使って戦い勝つことを目的としていると思います。剣道とは剣術を一生懸命学び、工夫しながら生きている間に、追求するようになる生き生きとした生き方だと思います。剣を用いるときだけでなく、すべての人生の場面においてその生き方が活かされます。

恐怖に動揺しない冷静さ、現状を正しく理解し、予測し、次の行動を考える思考力、絶望的な場面でも生きること、生かすことを考える生命力、自信、説得力、忍耐力、包容力、指導力などの徳性は道の追求からくるものだと思います。

店のパートのレジ担当でも術と道があります。お客さんがこのレジ担当を見て、この人は慣れていると思うような場合はこの人はレジ担当術にたけていると言えます。レジ担当職をつまらないと思わず、すべての人生の場面において自信に満ちた肯定的な生き方ができるようになっているならレジ担当道の境地に入っていると思います。

総理職にももちろん術と道があります。問題を把握し、適切な解決策を考え、実行し、実際解決するとか、未来予測し、投資し、実際投資効果を上げるなどの実績を上げる総理は総理術にたけていると言えます。総理職を引退してからも豊かな人間性を持ち生き生きと生きているなら総理道を究めたと言えます。

総理職は誰でも就任できるような職ではない、その職についたから誰それは国葬に値するなどの評価は表面的です。本質的ではないと思います。金融緩和、財政出動でちゃんと経済成長したか、貧困層は縮小したか、防衛力・アメリカとの同盟強化で戦争の不安は解消したか、朝鮮(北)に拉致された人々は無事帰ってきたか、実績があがっていなければ術もいい加減だったということになります。選挙のために社会的に問題が大きい変な宗教団体と深く関係して来たなんて不法不道徳です。道はもちろん、術も未熟な元総理を「偉大」などと評価し、国葬にするような総理はこれまた未熟な総理と思います。

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自由・民主主義がいい、自民党は自由・民主主義ではない

多数派の無党派に配慮せず、自民党は自民党一党独裁をめざしています。一党独裁を重視する中国共産党とよく似ています。自民党は自由・民主主義ではありません。

自民党の国民支持率は30%前後でしょう。威張れるような状態ではありません。それなのに政治を担当しているのは(権力党は)自民党と威張るならばまさに中国共産党と同じです。

無党派は、戦後の自由・民主主義に一段と磨きをかけ、政治学を学び、研究し、自民党の暴走を阻止し、政治の改善を行いましょう。政治家は国家公務員の一種です。人々のために働きます。無党派無視の政治は民主主義ではありません。

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2022.08.27

無党派が正常、自民党が異常

自民党と、社会的問題が大きい世界平和統一家庭連合が協力関係にあることがわかって、自民党支持率が30%ぐらいに下がり、無党派が50%以上になっています。無党派が多数派、自民党が少数派です。

日本の課題は無党派がさらに政治学を学び、政治が人々の役に立つように政治家や公務員を見張り、誘導することだと思います。無党派が政治に無関心というのはよくないと思います。

自民党衰退が顕著なのにそのほかの政党が伸びません。人々のために役に立っていないからだと思います。国会や地方議会で会議をやっているのだと思いますが、人々には何をやっているのかっさっぱりわかりません。人々と一緒に活動しないと人々のためにはならないと思います。

エネルギー政策は原子力利用推進でいいか、増える放射性廃棄物の安全管理はできるか、原子力利用で地球温暖化を防ぐことができか、これは無党派が真剣に考えるべき課題だと思います。

中国とロシアが、暴走孤立化の動きです。戦争の恐れも怖いですが、生産、供給の乱れも怖いと思います。海外生産輸入重視を国内生産輸出重視に切りかえるべき時が来たと思います。世界は混乱期に入ったと思います。人口減少が大問題などと弱気にならず、貴重な人材を、学問、技術開発、生産に回し、一人当たり生産性を上げ、戦争ではなく、生産で世界に役立つ国になることが健全な目標と思います。

金融的思考にとどまるのは自民党的であり、保守であり、じり貧の原因になると思います。

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2022.08.24

時間がたてばたつほど安倍晋三元総理の国葬反対が増える

岸田文雄総理の信用が地に落ちました。彼が、よく考えないで安倍元総理を国葬にすると言ったので、人々は安倍元総理の無知無能不法不道徳を次から次へと列挙しています。安倍元総理の評判は、偉大どころか、失墜しました。すでに国民の大半が国葬に反対しているのに外国の要人に国葬の案内を出してしまったのでもう中止できず、参列者人数を制限して簡素にやるそうです。ところが簡素な葬式に使う税金は2億円だそうです。弔問外交ができるそうですが、現在の戦争の雰囲気を和平の雰囲気に変えることができるでしょうか。プーチンロシア大統領もシーチンピン中国主席も来ないと思います。

岸田総理の形式主義、調査企画能力のなさが大問題になっています。スタッフが乏しいならAIで安倍元総理を国葬にすべきか評価を出してみるとよかったと思います。国葬に関する国民的議論も無駄、もちろん国葬も無駄、安倍元総理や岸田総理の評価が地に落ちたという結果で終わると予測が出ると思います。

まずい人が総理になってしまいました。憲法を改正し、国民投票で総理を選ぶようにしたいと思います。

 

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民族、国に関係なく人は霊を感じて生きている

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日本人も例外ではなく、人々は大昔は万物万象に霊を感じ、畏れ、災いのないことを祈って祀ってきました。霊とは何かと考える人がおおぜい現れて、自分の信じることを述べるようになりました。彼らは、その時、その場所の知恵者でした。こうして無数の宗教が誕生してきました。

仏教、キリスト教、イスラム教が世界三大宗教とい言われていますが、三大宗教も無数に分派していて人々が信じる神仏は無数です。無数とは既存の宗教の神仏は絶対でないことを意味します。(注)原始仏教は哲学的でしたが、現代仏教はすべて仏信仰で宗教的です。

現代では宗教と政治を分離し、政治は宗教の多様性を認めることで宗教戦争を防いでいます。つまり宗教は多様性があるというのが現代の知識です。その意味でイスラム世界は政治が宗教的です。しかし、近年は、イスラム世界でも政治を宗教から分離させる動きを観察することができます。イスラム世界の人々は世界の人々と交流して少しずつ宗教観が向上していると思います。

人々は、宗教の多様性を知るようになりましたが、霊を感じる、信仰の力を感じるなどは世界共通です。誰でも霊を感じることができるが、その存在を科学論文に書いて説明することが容易ではありません、。そこで科学的思考の強い人は無神論に執着します。すると霊に関する自我の感性を弱めてしまいます。すると信仰の力が出ません。

私は戦後教育を受け、既存宗教を迷信の塊と誤解し、無神論者でしたが、20代に、自我が崩壊し、人格が変わってしまったとき、霊を強く感じました。自我の崩壊に寄与した人がキリスト教信者であったのでキリスト教はすごいと思い、キリスト教の神、イエス・キリスト、聖霊についてキリスト教の先生から学び、また、聖書、その他のキリスト教文書を研究して学びました。最初の30年間は、信じるだけで、キリスト教に夢中でした。苦悩がなく、人生は直線的でした。ところが、多くのキリスト教の仲間がキリスト教を捨てていきました。先生と呼ばれる人々のキリスト教違反は無数でした。キリスト教団体の言動は聖書の言葉と矛盾していました。やがて聖書の中の矛盾や、記述の非現実が無数に見えてきました。直線的な人生がキリスト教によって折れたり、曲がったりするようになりました。

一方、近代は、脳など神経系に関する学問、精神・心理に関する学問、遺伝子に関する学問が高度に発達し、霊に関する考察が次第にやりやすくなってきました。既存の宗教から霊にアプローチするのではなく、近代学問からアプローチすることができるようになりました。心理学者の中からは心理学を通して霊について語る人が出るようになりました。

近代の学問は、既存宗教を学問的に研究することを可能にしました。矛盾、迷信の除去ができるようになりました。

霊は、気が遠くなるような大昔から遺伝子に書き込まれてきた人を生かす精神(働き)である確率が高いと思います。先天的です。霊はすべての人に内在すると思います。自我の崩壊は、大脳皮質が蓄えてきた、また考えてきた経験知識、つまり後天的自我の矛盾、生きにくさがはっきりとわかった時点で起こります。自我の崩壊は自分の価値観が空しく思うような大変化です。その時、霊は外からくるのではなく、もともと内在した霊が、自我が無となっているので後天的自我と争うことなく新自我と協働するのだと思います。

82歳の私は50代にキリスト教を捨て、今日まで生きてきたが、「内在する霊」を信じてきたことに矛盾、非現実を感じたことがなく、再び直線的に生きてきたと思います。既存宗教に動揺することなく、信仰をもって生き生きと生きてきたと思います。

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2022.08.19

自民党の天皇観は矛盾

自民党は天皇は日本の元首であると主張します。元首とは一国の長として国家国民を代表し、全統治作用を統括するものです。自由民主主義とどう整合するでしょうか。すでに平安時代という大昔から政治の実権は天皇になく、藤原家、武士の統領が政治を行い、明治時代になっても天皇が政治の実権を持つことはありませんでした。天皇の血統というだけで現在の天皇が元首の仕事ができる訳がありません。

自民党が天皇を補佐するから大丈夫ということでしょうか。これでは自民党は藤原家や武士の統領と同じです。天皇を利用して自民党が権力を維持することになります。実は自民党は自由民主主義ではありません。自民党一党独裁主義です。現在自民党支持率は30%前後まで落ちています。公明党と連立しても35%前後です。民主的に政治をやっていると言えません。弱体化した自民党を補強するために天皇を元首にして利用すると批判されるでしょう。元首になったら、象徴のときより天皇の苦悩は深まるでしょう。

人々は天皇を尊崇しているのですが、天皇の権限については考えがもやもやしています。天皇が政治を行うのも、政治に利用されるのも反対でしょう。それでは天皇は何かについて明確に説明できません。

憲法は第1条で日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であると書いています。日本の代表的精神性は形のあるもので表すと天皇だという意味です。1945年の終戦を思うとうなずけるものがあります。ところが、後段で、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づくとあります。憲法改正となると、当然のことながら私達は天皇は「象徴」、「元首」、一体どうすると検討することになります。

戦後の自由平等は広く一般国民の間に定着しました。ところが皇室の人は一般国民ではありません。自由平等の法の下に置かれていません。彼らが自由平等を享受するには皇室を離脱しなければなりません。現行法で女性は、皇室を離脱できます。最近では秋篠宮家の長女眞子氏が一般国民と結婚して離脱しました。次女佳子氏も結婚離脱のうわさが流れています。結婚する男性は解放者みたいです。

男性は不自由不平等に耐えなければなりません。生き雛です。

よく天皇は非常に長く続いた日本の誇るべき伝統文化という説明があります。伝統文化はいいのですが、それを守るために皇室の人々の自由平等がないがしろになっていることは問題です。

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2022.08.14

昨日はいつも使っている@niftyメールが機能せず、代替を設けた

最近10年以上、メンテナンス期間を除き、@niftyメールが使えなかったことはなかったと思います。昨日は@niftyメールがログインできなくて心配しました。niftyに、トラブル発生か問い合わせようと思ったが、電話番号を示した相談窓口がありませんでした。反対に、有料月額制の相談窓口の宣伝が目立ちました。サービスが低下していると思いました。無料の相談窓口を維持するゆとりがないのでしょう。niftyは業績が悪いかもしれません。

設立の時からniftyを使ってきたので蓄積情報が大きく、倒産すると困るなと思いました。
(注)昔yahooブログを利用していましたが、サービス中止になり、蓄積情報を放棄したことがあります。中止は必然性がありますが、永く続いた方が信頼性があります。

代替手段を持たないといけないと思い、急遽、outlook.comを使って、自分の姓名のローマ字表記を入れた電子メールアドレスを新設しました。アドレスリストのエクスポートを自分のパソコンに持っていなかったので、これからアドレスリストづくりが大変と思いました。

ところが今朝になって@niftyメールがログインできるようになりました。昨日は台風が来るというのでniftyの電子メールシステムがパンクしていたのでしょうか。事実は知りませんが、niftyは、ユーザーに対する情報提供が不十分と思いました。

早速アドレスリストのエクスポートを自分のパソコンにダウンロードしました。これで@niftyメールがダウンしてもoutlook.comがすぐ使えるようになりました。

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2022.08.11

世界平和統一家庭連合の非社会性

連合東京教会は、霊感商法をやっていない、ただ反共産主義だ、民主主義だ、自民党以外の政党も支援していると言っています。

東京教会幹部はそう言うが、実態は違っています。ローマンカトリックと同じです。幹部は外向けの言葉と、内向けの言葉を使い分け、現在の不法を隠蔽します。(注)ローマンカトリックは幼児虐待などの過去の犯罪を告白し、謝罪していますが、犯罪体質は直りません。これからも犯罪は続きます。

現代は世界的に宗教団体の犯罪が大きな問題になっており、実態を調べ、宗教団体の問題を明らかにする動きが活発です。不法を隠蔽できる時代ではありません。

連合だけが問題ではなく、日本でもそのほかの宗教団体の問題も次第にとりあげられるようになると思います。宗教団体は自発的に非社会性を除去する努力をしないと社会的に問題をおこすでしょう。

宗教には生きる知恵がいっぱいあります。しかし、迷信もいっぱいあります。迷信を除去する努力が必要です。宗教人が「信じよ」と言っているだけだと宗教そのものが社会的問題になるでしょう。

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2022.08.10

不安の時代が続き、人口減少は続く

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人口1億3千万人時代が去り、今は1億2千万人です。失業率は低いのですが、所得が少なく、人生が不安という若者が増えています。会社経営者が収益重視で、安価な労働力を使うことを重視するので若者の職業が安定しません。若者は自分が生きることで精一杯で、結婚する、子供を育てると考える余裕がなくなっています。

一方で、個人主義が発達して自己主張する若者が増え、共感を持つ男女の組み合わせが減っています。ちょっとデートすると、この人とは家庭生活は無理と思うようです。男女差別が残っており、男性が考えるあるべき女性の生き方と、女性が考えるあるべき男性の生き方に相違があります。理想的でなくてもいいと考える若者が減っています。結婚を決心できません。

世の中、男女関係がうまく行かない、家庭がうまく行かない、子の養育がうまく行かないという情報がいっぱいです。独身の方が自由でいいと考える人が増えつつあります。独身者は多い、独身でも生きることができる、結婚しなくても生きていくことができるという雰囲気があります。

現代は非人間化という現象がおこっています。

落ちるところまで落ち、新しい男女関係に関する男女共通の考えが育ってきて、結婚がいいという価値観が定着し、また人口が増える時代が来るのでしょう。

どこまで人口は落ち込むでしょうか。1億人以下になるかもしれません。かつては日本の食料生産力で6千万人生きることができると言われていましたが、技術のおかげで日本の生産力だけで1億人ぐらい生きることは可能になると思います。もちろん技術改善・革新は必要です。今食べていない生物の栽培・養殖・餌料化・可食化、組織培養による工業生産など開発可能な技術は無限です。

しかし人口過剰は、非人間化の原因になり、再び人口減少がおこります。日本の適正人口は1億人以下ではないでしょうか。今の東京の生活は非人間的に思えます。やはり美しい自然の中でゆとりをもって生きることが人間的ではないでしょうか。

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2022.08.09

太陽エネルギー利用に関する東京都の企画を応援する

東京都内には100以上の発電所があるそうですが、ほとんどが清掃工場のバイオマス発電所など小規模なもので、比較的大きい発電所は東京電力の品川火力発電所(1140MW)だけだそうです。外部からの送電が止まれば東京はブラックアウトです。人口が多いだけに停電被害は巨大になります。自家発を持っている会社は多いと思いますが、自家消費ですから他人に分ける余裕はありません。

そこで東京都は太陽光発電パネルの設置を新築の建物について義務化することで太陽エネルギー利用を飛躍的に増やしたいとの構想をもち、かなり企画をつめてきたようです。大半の人々は賛成ですが、反対も多く、実行は決まっていないそうです。

私は横浜人ですが、東京都を応援します。神奈川県は設備を共同購入することで割引価格で個人が購入できる仕組みを設け、太陽光発電パネルの普及を図っていますが、新築の建物に義務化する構想は出ていません。

太陽光発電機能付き屋根・壁を標準仕様とし、行政は補助金を出して普及促進をはかるといいと思います。ことエネルギー問題は高コストを恐れてはいけないと思います。ほかを節約してでも太陽エネルギー利用を拡大すべきと思います。住宅デザイナーは、黒系の屋根・壁をどう使えば美しい住宅になるか競争して工夫するといいと思います。

乗用車も太陽光発電機能付きパネル使用を標準にするといいと思います。土日しか乗らない人は、乗用車を太陽光のあたる屋根なし駐車場に置いておけば充電は十分になるかもしれません。

日本を太陽エネルギー利用社会にする。ロマンのある大企画です。炭酸ガス、放射性廃棄物の排出がなくなり、一方で緑化が進み、大気中の炭酸ガスが減るならばすごいことだと思います。戦争より熱くなれるロマンだと思います。

なお、これでも日本はエネルギー不足に悩まされると思います。太陽光発電に適した海外に投資して、エネルギー輸入をする必要があると思います。昔、赤道付近の海は、年中無風で浮船構造の人工島建設に適していると聞いたことがあります。世界共同プロジェクトで世界にエネルギーを供給する海上太陽光発電工場を建設することが可能かもしれません。

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岸田文雄総理は核兵器をなくすと言うが、行動がない

広島に続いて長崎の平和記念式典に臨み、岸田総理は挨拶したが、挨拶の内容は広島と同じで、心のこもった挨拶ではありませんでした。

彼は核不拡散条約が重要と言ったが、核兵器禁止条約の方がはるかに重要だと思います。どうして、核兵器をなくすと言うのに核兵器禁止条約を批准できないのでしょうか。

中国、朝鮮(北)、ロシアの脅威を感じ、あるいはアメリカとの同盟に配慮してアメリカの核の傘はいらないと言えないからです。言えないどころか、アメリカの核の傘の下にいたいと言うのですから核兵器は有用と言っているに等しいと思います。

岸田総理は言行不一致です。歴代総理と同様、核兵器をなくす工夫努力はしません。明日内閣を改造するそうですが、新内閣も世界平和づくりは何もできないでしょう。

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自民党は世界平和統一家庭連合を捨てる

岸田文雄自民党総裁、茂木敏充自民党幹事長は、まだ言い方があいまいだが、原則、自民党は連合との関係を断つとの方針を示しました。これまで連合と関係があった政治家を処分するとは言わないが、要職には起用しないということでしょう。

この原則にしたがって岸田総理は8月10日内閣の人事を行うようです。岸信夫防衛相は平然と連合との関係を述べてきましたが、人々の批判を買い、岸田総理は、政治の障害になると思い、彼を解任するそうです。彼は杖をついて歩いていることが表向きの理由になっているが、連合との関係が問題になったことは明白です。(注)岸防衛相は連合との関係が問題とはまったく思っていなかったようで、人々の批判が非常に強いので驚いたようです。狭い世界(家族の世界)に生きてきた政治家でした。

自民党と連合との関係は岸信介元総理、安倍晋太郎元自民党幹事長、安倍晋三元総理の祖父、父、子三代が深めてきました。彼らは自分の権力強化に連合の選挙力を利用してきました。連合は、自民党で世間での信用を高め、自分の勢力拡大に利用してきました。連合は思い上がり、自民党以外の政党にも触手を伸ばしてきました。政治家を利用して連合発展を実現してきました。選挙に弱い政治家を利用することは容易だったでしょう。

今回の岸田総裁の連合を捨てる方針は、人々の批判を背景に実行されるでしょう。自民党以外の政党の関係政治家も人々の批判にさらされていますから政治活動の自由を失い、政治力を失うでしょう。

連合の悪徳集金も人々の批判を背景に実行が困難になるでしょう。被害者は、裁判を起こしやすくなり、救済が進展するでしょう。日本の信者の献金が連合の金庫を潤すような状態は終わり、連合の衰退が顕著になるでしょう。韓国にある壮麗な連合本山の建物群は、歴史遺産になることなく、廃墟になるでしょう。

なお、自民党と創価学会の関係も問題になってきました。創価学会の政治団体である公明党は、自民党を助けることで党勢拡大をはかり、さらに創価学会の発展をはかってきました。常に国土交通相のポストを公明党に配分してもらい、この人事が固定化していることは異常の証拠です。

日本はもっと政教分離の重要性を学ぶべきと思います。イスラム諸国の政治の遅れはイスラム教系宗教団体が深く政治に関係していることが原因です。このイスラム諸国でも緩やかに政教分離が進んでいます。そうしないと政治が安定しないからです。

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2022.08.05

世界平和統一家庭連合と関係した政治家の反省の弁が目立ち始めた

茂木敏充自民党幹事長が、自民党は連合と関係ない、連合と関係している政治家は縁を切れと言っているし、マスコミの追求は厳しいし、やがて国会で野党から厳しい追及を受けるし、あれやこれやで、のらりくらりでは政治家人生暗いと思ったようで、反省すると口にする政治家が増えています。

政界では赦されても次の選挙で赦されるかはわかりません。連合と関係した事実は政治家の信用を落としました。信用失墜はその政治生命を奪うと思います。

自民党あるいは政治家の支援を失った連合(日本教会)は、多くの被害者から裁判を起こされ、賠償を強いられ、やはり信用を失って宗教法人の資格を失うかもしれません。また名称を変え、任意団体として活動を続けることになるかもしれません。

連合の犯罪、自民党などの犯罪が明るみに出たことで宗教界の浄化、政界の浄化がちょっと進んでいます。しかし宗教界、政界の腐敗は非常に深いのではないかと思います。まだ腐敗菌はうようよいると思います。否、腐敗菌に免疫を持っている人が増えることが肝心だと思います。

宗教から迷信を除去し、政治から、国会議員になるためには不法不道徳な支持団体も利用する不法不道徳を除去しましょう。

安倍晋三元総理の国葬はやめ、安倍元総理の不法不道徳を詳細に調べ、公表することは、政治改善に有効と思います。事実をうやむやにすることが一番政治に悪いことだと思います。亡くなった人を罰しないという価値観があります。亡くなったのですから罰することは不可能です。当人は何をされても何も感じません。遺族が苦悩するという問題はあります。しかし政治の改善のためには安倍元総理の不法不道徳は公にされるべきと思います。

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2022.08.04

私の町では創価学会会員が長い間民生委員をやっていた

福祉分野で町のボランティアとして活動してきた女性で、私の娘家族が、統合失調症になってしまった隣家の人から夜昼なく大声で中傷を受けて悩んでいた時、彼女は、区の福祉保健センターと共同して隣家の人を専門医にみてもらうように手配し、見事に成功し、隣家の人の症状が改善し、中傷はなくなり、娘家族に平安が戻ったということがありました。一生懸命民生委員の仕事に取り組んだ人でした。

彼女は民生委員という立場を利用して人を創価学会に勧誘したことはないようでした。しかし創価学会の会員であることは隠さず、自分の家の塀に箱をつけ、聖教新聞を箱に入れ、読みたい人は自由に持って行っていいようにしていました。自分から創価学会に入りたいと言ってきた人には案内したと思います。しかし彼女を通して入会した町の人のうわさを聞いたことはありません。

私も防災、夏祭り、公園分野の町のボランティアでしたので彼女とお話をすることが多かったのですが、彼女から創価学会の勧誘を受けたことはありません。生き方、町の在り方などで話し合ったとき、「意見が合ってよかった」という言葉を何度も聞きました。意見が合わないことを心配している風でした。ちょっと確信的なものの言い方をする人だったの反対されることもあったのではないでしょうか。私も何度かその認識は違うと思うと彼女に言ったことはあります。

彼女と私は、どちらも価値観の違いを感じていたようで、残念ながら友人にはなっていません。

現在、彼女は民生委員は引退して町の社会福祉協議会会長を務めています。協議会はいろいろとサービスを企画実行していますが、サービスの継続拡充に苦労しているようです。

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2022.08.02

年金は減額になったが物価は大幅に上昇

年金の物価スライド制は信用できないようです。年金で老後を楽しく暮らせる時代は終わるでしょう。年金者は大幅な節約が必要です。

脱炭素の流れ、世界的異常気象、新型コロナウイルス禍、アメリカ・ヨーロッパと中国・ロシアの対立の激化、供給の乱れ・縮小、円安などが原因で日本はこれまでの金融緩和が裏目に出て不景気の嵐になりそうです。

すでに企業は合理化に入っており、失業率が高くなるでしょう。

最低賃金31円上げ(3.3%上げ)は、過去最高だそうですが、物価上昇率は10%以上でしょう。賃上げが物価上昇に追いつきません。貧困層拡大が加速すると思います。

岸田文雄内閣は、中国やロシアの脅威を強調して、防衛力・アメリカとの同盟強化、自衛隊を明記する憲法改正を主張しますが、頓珍漢です。戦争より生産が重要です。技術開発と国内生産が重要です。今労働対価が低くても、現在・未来、人々が生きるのに必要なモノ・サービスの提供が重要です。国内生産は失業率を下げます。輸入物価が上がっているものについて国内生産を考えると事業企画がやりやすいと思います。

食料とエネルギーは非常に重要と思います。今収益性がなくても投資は未来の安心になります。必要度の低いもの・サービスへの投資を下げ、必要度の高い食料とネルギーへの投資を増やすといいと思います。

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