東京都議会は、全国で初めて戸建て住宅を含む新築の建物に太陽光パネルの設置を義務化する条例を可決しました。対象になる建物は延べ床面積2000平方メートル未満の新築の建物です。大手住宅メーカーなど50の事業者が太陽光パネルをのせた建物を建てます。都内で1年間に新築される建物4万6千棟のうち、約半数が太陽光パネル付きになります。

東京都は炭酸ガス排出量を2030年までに2000年比で半減させる計画です。条例は2025年に施行するそうです。

原子力重視の国にあえて抵抗し、太陽エネルギー重視を決意した東京都に敬意を表します。原子力は早晩放射性物質・廃棄物の処理処分に行き詰まると思います。日本は大量の放射性物質・廃棄物の処理処分で苦悩すると思います。今から安全安心な自然エネルギー利用に挑戦する政治が正解です。危険技術に固執し、安全技術の開発利用に躊躇しているような弱々しい国は未来に役立ちません。

太陽光パネルは中国製が出回っているようですが、改めて日本の企業も改良・生産に取り組んでほしいものです。