近くのホームセンターではSPFが安くて使いやすかった
子供用リヤカー太鼓山車をつくるため国産材を買いたかったのですが、近くのホームセンターでは、国産材は高いので、安くてすぐ使える北アメリカ産のSPF(spruce, pine, fir)を買いました。SPFはツーバイフォー工法に使われており、北アメリカでは大量に生産されているようで、国産材はなかなか太刀打ちできないようです。
SPFは比較的乾燥しており、生木の印象ではないのですが、無垢材ですから、やはり、そったり、曲がったりして面が踊ります。今回の山車づくりでは分解して倉庫にしまうため木組みをしたのですが、木組みがきれいにできませんでした。
国産材をつかった構造用合板が比較的安くホームセンターで売られるようになりました。住宅などの下地材として使われることが多いので表面が美しくないのですが、一応片面は作品の表面に出てもいい程度になっています。塗装すればさらに表面はきれいになります。これは強度もあり、面が躍るようなことはありません。900×1800を切ってつかえば、SPFより安く、かつ木組みがきれいにできたのではないかと反省しています。
今後は国産材をつかった集成材もホームセンターで売られるようになると思います。
個人が使いやすい木工用道具がどんどん発達しています。ますます木工が楽しくなるのではないかと思います。
(注)昔は机、椅子、本箱などをつくるのに無垢のラワンを使っていましたが、今はラワン合板を使っています。きれいな作品をつくることができます。国産針葉樹をつかった構造用合板で表面がきれいなものができると素晴しいと思います。
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