自民、公明、維新、国民の党員の子弟は自衛隊に志願するか
自民党などは戦争論に鼻息荒いが、党員は子弟を自衛隊員にするでしょうか。子弟は自衛隊員になって戦争するでしょうか。
自衛隊員不足と聞くと、子弟は自衛隊に応募していないと思います。
それでは誰が自衛隊員になることを彼らは期待しているのでしょうか。
貧困層で薄給あるいは無職に苦しんでいる若者を狙っているのではないでしょうか。戦前戦中と同じで彼らは、戦争も自衛隊も何も知らず、入隊して戦争人間に作りなおされます。上からの命令で殺人と破壊を行なう自由自主の精神のない人になります。
非常にまれだと思いますが、太平洋戦争中、インドネシアに侵攻した今村均という陸軍大将は、当時インドネシアを支配していたオランダ軍を追い出し、インドネシア人による政治を支援し、日本に対するインドネシア人の協力を引き出したそうです。よき軍政を考えた人でしょう。
現代では「よき軍政」を行う場面は軍人にはありません。帝国主義時代ではないからです。アメリカはアフガニスタン、イラクに侵攻して、反アメリカの政府を倒したが、一向に現地人に歓迎されず、軍政も実行できず、一見民主的な方法で政府をつくったが、アメリカ軍に対するテロ攻撃を受け続け、結局、アメリカ軍は撤退する羽目になりました。
自衛隊員には「よき軍政」をやる場面はありません。戦争するのみです。武器弾薬を使った勝負のみです。殺すか殺されるかだけです。防衛という使命に戦争のしがいを感じる人がいますが、現代には戦死しない防衛手段があります。死んではいけません。人はすべて生きて自分のため、人々のために役立つべきです。仮に戦争状態になっても生き残ることがだいじです。家族や人を助けるために身代わりになることがありますが、原則は生き残ることです。降参する、逃げるは、恥ではありません。死守したって死ねば守ったことになりません。
昔と違って現在の自衛隊は戦争する自衛隊です。武器弾薬を使う隊です。戦死する確率が高いと思います。危険な隊と思います。
自民党などの戦争論は危険です。
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