町の歴史約50年の都市部の新町の悲しみと喜び
私が住む町は、大手不動産会社が開発した都市部の宅地造成地で戸建住宅がほとんどであり、人口2000人程度です。老人割合はピークをこえ、現在は40%を下回ったと思います。
若い人達が増え、50年前の雰囲気が戻ってきました。
しかし老人達はほとんどが80代で老(おい)と病(やまい)に苦しんでいます。そんな人が700人ぐらいいますから大変です。町のボランティア活動を行う老人はめっきり減りました。老人会の部活動は衰亡の動きです。活動的であったコーラス部が突然消え、老人向きと言われるグラウンドゴルフ部まで消え、これまで最も活動的であったゲートボール部が消滅の瀬戸際です。
老人会には60代はいません。70代は指折り数える程度です。ほとんど80代です。老人会そのものが消える確率が高くなってきました。
老人達は老と病の悩みを打ち明け合っており、誰が亡くなったと悲しみ合っています。
一方で、若い人達が活動的になってきました。今年の夏祭りは若い人達が活躍してくれました。
若い人達の中に福祉サポーターズになって生活力のなくなった老人達を心配してくれる人が20名ほど現われていますが、これは実験段階です。これは現実むずかしいことではないかと感じています。老人達は若い人達の世話を期待せず、自分で頑張って生きるか、老人施設を利用するか、若い人達の邪魔にならない工夫努力が重要ではないかと感じています。
私は83歳で、月2回病院に通い、時々入院する状態です。動く、あるいは仕事をする力を維持したいと思い、動いたり、仕事をしたりすることをあえて行い、気持ち元気を保っています。
昨年と今年は老人仲間と子供用太鼓山車を制作して、今年の8月の夏祭りで子供達、その親達、おじいさん、おばあさんに楽しんでもらいました。成就感で喜びを噛みしめています。
80代は新事業に挑戦と、企画を進めていますが、家族からは、無理とからかわれています。それでもやる気で頑張っています。気持ち元気になります。
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