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2023.12.17

結婚しない人が多い理由

今から60年以上前、学生時代、京都を観光旅行しているとき、東本願寺で会った中年男性が、身上(しんしょう)がないので結婚できないと言ったのをよく覚えています。そうなのかと思いました。その後、歴史を勉強していて、江戸時代、商店に努めた男性は、通常、40代に結婚していたと学びました。家庭を営む経済力がないからだとされていました。

1960-70、私は、会社員で東京で働いていました。大勢の新卒の女性が毎年入社してきましたが、ほとんどの女性が結婚を機会に退社しました。会社で働き続けた女性は、男性に嫌われそうなくせがある女性が多かったと思います。高度経済成長時代で男性も結婚年齢が下がっていたと思います。若い男性でも家庭を営む経済力があったと思います。

1980年代、高度経済成長が終わって銀行が不動産投資に熱中していた頃、男女雇用機会均等法が制定され、男女平等、女性の自立と言う風潮が目立ってきました。結婚しては男性にしたがう女性が減りつつあったと思います。一方、男性は、男性は外で働き、女性は家事を行うという分業思考を持ち続け、女性を信用しない傾向が出ました。若い男女が結婚する傾向が弱くなりました。

1990年代以降、女性の男女平等思考、男性の分業思考が調和せず、経済低迷が加わって男性が家庭を営む自信を失い、結婚率の低下、結婚年齢の上昇が顕著に起こりました。結婚率1.5といった低結婚率に加え、少子化が進んだので出産数が激減しています。今、人口減少、老人割合増加が大きな社会問題になっています。

結婚しても、夫婦関係が悪く、離婚し、女性が子連で生きるケースが増え、女性親とその子の生活が貧困で悲惨というケースがどんどん増えています。子連という状態で女性はパートタイマーのような低収入の仕事しかできないケースが多く、しかも国・地方の支援体制が不備で、男女平等、雇用機会均等法がまったく活きず、独身女性、女性親とその子の生活は不幸です。日本は幸福な社会を目指したにもかかわらず、不幸な社会から脱却できていません。

結婚しないと言うべきか、結婚できないと言うべきか、独身男性が増え、いつまでも親と生活している暗い男性が増えています。親から独立していても社会性を失った孤独男性が増えています。暗い男性を演じています。

日本は不健全社会になっているのに政治家は社会問題を無視、防衛力・アメリカとの同盟強化と叫んでいます。自分が肥え太ることに注力しています。企業経営者も自分の会社の繁栄、自分の報酬の増加に注力し、政治の改善、社会の改善は軽視しています。

まさに今の日本は低空飛行を続けています。目立つのは見栄行動、無知無能不法不道徳です。

人間性を取り戻す宗教・哲学、人世論が重要になりました。男女が自然に結婚し、自然に家庭を営み、幸福になる自然を取り戻したいものです。心の奥底に内在する精神本体、人の命に感性を働かせ、自我と精神本体の自然、良好な関係を回復し、生き生きと生きる人生を取り戻したいものです。

 

けっ

 

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