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2024.02.25

天皇の心境

天皇は皇嗣権が秋篠宮文仁親王に移ったことを問題にし、愛子内親王を皇嗣にしたいと思っているとの推測は皇室問題を大きくする行為です。天皇はそのようなことは思っていないと思います。

天皇は、基本、憲法と皇室典範を肯定しています。ただあまりにも皇室儀礼、皇室慣習が現代の一般人の生き方と違い、一般人から皇后になった人が、非常に大きなショックを受け、苦悩する事実を問題にしていることは事実と思います。前天皇の皇后も苦悩し、現天皇の皇后も苦悩しています。

その苦悩は精神的病の原因になるほど大きいものです。前天皇が生前譲位したのは自分が天皇のまま死ぬと、老いた皇后が受けるであろう苦悩が彼女の忍耐の限界をこえると読んだからだと私は思っています。つまり前天皇は人間的な人です。変な帝王学に染まっていません。

現天皇も、前天皇から人間的に生きることを学び、変な帝王学は持っていません。皇后をいたわる心、愛子内親王をいたわる心によく彼の人間性が出ています。

政治家の中に女性も天皇になれるように法律を変える動きがありますが、天皇の欲するところではないと思います。2月23日の皇居石橋の間で行った記者会見で、天皇は自分でよく推敲した文章を読む形で、長い時間をかけて現在の心情を話したが、その中で愛子内親王について「社会人」として幸せに生きてほしいと述べています。政治家の女性天皇容認論に呼応している気配はないと思います。

天皇は前天皇に準じて生前譲位するだろうと予想します。

皇嗣の秋篠宮文仁親王については、皇室の宗教、儀礼、慣習は一般人のそれと違うと述べ、皇室が天上界であることを強調しています。一般人にはこれをよしとする意見と、心配とする意見があります。憲法第1条は、天皇の地位は、日本国民の総意に基づくとあります。

新聞テレビネットが、天皇と皇嗣の生き方の違いを好んで話題にしている動きがあり、今後波乱を起こす怖れがあります。天皇はこのことを憂慮しているように見えます。

私は皇室内男女差別より、皇室の人と一般人の差別問題の方が大きいと思っています。皇室の人が一般人になる道がもっともっと広くなることを祈っています。

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