天皇誕生日に思う
新聞テレビネットは皇室情報をあまり流さないので人々の間で皇室のことはほとんど話題になりません。私もほとんど知りません。
しかし一般論として、皇室について次のような問題を感じています。
1. 皇室の人に参政権がないばかりか、政治について公の場で議論することができない。
2. 仕事は儀礼的なことが多い。平和を祈る儀礼が多い。
3. 自由に皇室離脱ができない。
4. 安全のためということもあるが、私的に自由に行動できない。
5. 生き雛のようである。人間扱いされていない。
6. 総理大臣以下、いろいろな大臣がいるが、天皇は天皇扱いされていない。大臣は天皇と思っていない。それなのに天皇に 臣としてふるまっており、偽善的である。そのくせして、国最高位としての責任感を欠き、自分は臣だと責任逃れしている。
憲法では、天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であるとなっており、天皇なしの日本国、日本国民統合はないとなっています。しかし実態は日本の人々はほとんど天皇のことを考えないで生きています。自分の幸不幸について天皇の責任を問う人はいません。天皇は平和に寄与していると思っている人は多いと思います。外国も天皇に敬意を表することが多いと思います。
もし天皇が我を主張して、国民の幸福より、自分のことを考えるようになると、日本の人々は天皇を批判し、天皇はいらないと言うでしょう。天皇は常に日本の人々の幸福を祈っていないと務まりません。日本の人々が要求する知識能力法意識道徳意識を持っていることが要求されています。
天皇の地位は、日本国民の総意に基きます。天皇は日本国民の評価、あるいは批判を気にします。苦しい地位ではないでしょうか。
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