国や人々はやらなくていいことをやって苦悩している
折角憲法第9条で戦争の放棄、軍備及び交戦権の否認を決めたのに、憲法改正もせず、不法にも自衛隊を設け、自衛隊の保持に年間6兆円も使い、最近は隣国に攻撃される不安におののいています。岸田文雄総理は防衛予算を10兆円規模に増やしたいと言っています。
国は借金政治を続け、国民は貧困化し、日々の食料不足に苦しむ人が増えています。かつて経済世界第2位になった日本の力は消えています。
原発を建設しまくり、東京電力福島第一原発は大規模放射能漏洩事故をおこし、その後始末で、原発周辺の広大な農地は、放射能汚染土の保管に転用され、生産性ゼロになり、反対にお金を永遠に食い、原発の発電コストが無限大になることになりました。もちろん原発敷地は天文学的お金を永遠に食うだけの土地となりました。
東京電力は完全に採算性を失っています。福一の従業員は放射線被ばくをおそれながら不安な生活を送っています。福一処理に就職する人はいなくなるのではないでしょうか。福一とその周辺は、人が近づかない死神の地になるでしょう。
土建技術が発達したと思い上がり、横に広く、上に高い巨大密集都市を増やしてきたが、市民は地震の被害におびえています。地震がきたら阿鼻叫喚の地獄になると予想し、地震におののいています。都市の中では人々は家賃を払うために働いています。これが幸福な人生でしょうか。
緑に囲まれた人口1万人ぐらいの平面的な町が平安な町ではないでしょうか。生産と消費がバランスがとれた町が安心な町ではないでしょうか。住んでよかったと思う町でないといい町とは言えないでしょう。日本人でよかったと思う国でないといい国とは言えないでしょう。
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