国を変える努力をして自分が不幸になっているようではいけない
ほとんどの国民が国に同調して不幸になります。戦前も太平洋戦争の間もそうでした。それでは戦後どうだったでしょうか。やはり国民は国に同調して暗い人生を送っています。日本は低迷し、貧困層は拡大しています。原因は国民が国に同調しているからです。
この現実は何を私達に教えているかというと、国を改善改革することは容易ではないということです。まずは自分を改善改革することがだいじということです。自分にとって理想の生き方とは何かということが問題です。
相対論で人生を考えると、無知無能な人々がお互いに真似し合って不幸になる人生を歩む結果になります。この現実を見て、心から幸福を重視する人が追求したのが、宗教・哲学です。つまり幸福に生きるには絶対論が重要です。
自分一人でも信じる道を歩むという生き方が重要です。
それでは絶対論はどこにあるか。いわゆる、現在に残る人類の知識・知恵を学び、現実を観察し、自分なりに理想・真実を追求して生きる生き方が重要です。
国は決して世界平和づくりをやりません。アメリカ、中国、ロシア、そして日本が、世界平和づくりに貢献することはありません。戦争するだけです。ドイツだって戦争するだけです。この現実に早く人は気付くべきです。国連は決して平和な世界を実現しません。国の連合体が平和世界をつくれる訳がありません。
国の限界がはっきりしています。したがって人は国民意識では世界平和づくりに貢献できません。
自分は人であるとの意識が必要です。他人も人、外国人も人と考える人意識が重要です。ガウタマ・シッダールタ、イエス・キリストを見てください。彼らに民族意識、国意識はありません。自分は人であるという意識しかありません。したがって彼らは世界性を持っていました。マハトマ・ガンジーは、戦争ではなく、非暴力、非協力でイギリスからインドの独立を勝ち取る偉大な業績を残しました。彼が応用した非暴力、非協力は人類が学ぶべき知識・知恵です。マハトマ・ガンジーは自分一人でも信念を曲げず、非暴力、非協力をもってインドの独立を実現しました。
人意識。絶対的価値感、一人でも信念に生きる。これが宗教・哲学です。
無理無駄はやめて自分ができることをやりましょう。
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