« 国や人々はやらなくていいことをやって苦悩している | トップページ | お金に汚い政治家は、失脚するまで厳しく批判を続けよう »

2024.02.08

民主主義を重視して政治を行う政治家は日本にいない

民主主義を守るために派閥は必要と主張する自民党政治家がいるが、理由の説明がなく、意味不明でした。

政治家が一番重視することは選挙に勝つことです。しかし勝ってもまだ駄目です。自分が総理など行政の要職につくか、総理と協働する派閥にいないと、国会の椅子をお尻で温めるだけの人になります。総理側を批判するだけの人になり、政治家として成就感がありません。結果、強大な派閥重視になります。

こうして安倍晋三元総理を出した清和政策研究会は自民党最大派閥になり、ひたすら強大になることに注力しました。お金があるところに人が集まります。お金が強大になる条件です。大金を持つ派閥づくりに派閥の人は協働します。嫌だと思ってもお金集めに政治資金パーティー開催はいい手段と思うと、収益重視の人や団体に接近し、その人や団体に加勢すると言ってパーティ―券を買ってもらいます。実質収賄ですね。

日本人の大半は政治無関心です。政治家を知りません。ましてその人の政策を知りません。自分の選挙区で名前を知っている人は、よく新聞テレビにでる政治家ぐらいでしょう。名前は知っていいるが、政策は知らないでしょう。わかりませんから投票に行きません。政治無関心者は貧困層に多いと思います。

こんな無関心者のことを考えたって票になりません。政治家は投票してくれる人のことを考えます。パーティ―券を買ったくれる人、支持団体の人のことを考えます。

日本の選挙制度では政治家が民主主義を重視したら選挙に勝てません。派閥は選挙に勝つため、勝ったあと、総理職など要職を狙うため、政治を自分のために操つるため、裏金を手に入れるため、金持ちや新聞テレビ関係と交流するために有効です。政策研究は表向きです。清和政策研究会が、清和どころか、政策どころか、私欲追及の会だったことは証拠の一つです。

政策重視の人は広く多くの人々に訴えます。小選挙区選挙に勝てません。比例でやっと当選する程度です。政治担当のチャンスはありません。

|

« 国や人々はやらなくていいことをやって苦悩している | トップページ | お金に汚い政治家は、失脚するまで厳しく批判を続けよう »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 国や人々はやらなくていいことをやって苦悩している | トップページ | お金に汚い政治家は、失脚するまで厳しく批判を続けよう »